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第2話

🔞その夜
679
2025/10/30 10:21 更新
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「一番高い部屋なら空いてるね」


「わざわざこの為に一番高い部屋選ぶのって…」


「ん?この為って?恥ずかしいの?」


「もうっ」



そうからかわれて怒ったロンジュンはヘチャンの脇腹を小突いた。クリスマスイブ前日のラブホテルとなるとどこも混み合っているのは容易に想像つく。部屋を見つけるためにホテルを探し回るなんてことは流石にしたくないので、空いているのなら、と二人はここで手を打つことにした。



部屋に上がるとムーディーな雰囲気を出そうとする照明の部屋の中にキングサイズのベッドが置いてある。お互いにシャワーを浴び終わり、バスローブ姿の二人はベッドに並んで座り、人工的に作られたこの雰囲気に感情を煽られる。




「おいで」




ヘチャンはロンジュンの方を向き、両手をそっと広げる。優しい声でそう言われると今まで張りつめていた気持ちが和らぐようでロンジュンはゆっくりとヘチャンの腕の中に収まった。安心する匂いだ。

すると、ロンジュンを抱き締めていたヘチャンの手が腰元の紐をするりと解く。ヘチャンはひょいとロンジュンを抱き上げてベッドに寝かせ、自分が覆い被さるような体勢になり、バスローブを脱がせる。ロンジュンの白い身体が顕になり、ヘチャンは思わず唾を飲み込む。



「別れてから誰かとシたことあるの?」


「ばっ!あ、あるわけないじゃん」


「よかった〜 もしあるって言われたら死ぬかも」


「ははっ」



そうやって笑うロンジュンの口元に優しくキスを落としていく。何度も何度も頬や唇にキスを重ねていくととロンジュンがふふっと笑う。



「ヘチャン、犬みたい」


「こんなところにキスする犬いるのかな」



そう言って口から首元へと唇を移動させる。印が付くまで熱くキスをしているので、言われてみれば確かに犬みたいかもしれない。マーキングのようだ。首元から更に胸元へと、舐めるような動きにロンジュンからは思わず声が出てくる。


そのままヘチャンの手はロンジュンの下着へと移り、主張するソレに伸びる。



「んっ…じ、自分で抜くから…」


「なんで?いいじゃんこのまま」



ロンジュンの恥ずかしそうな顔にヘチャンの気持ちは刺激され、投げ出すように自分の着ているローブを脱いだ。


片手で優しくロンジュンのソレを触り、上へ下へとゆっくり扱いていく。



「あっ、へちゃな、んっ…」



ヘチャンの下着の中はビショビショだ。最近は処理する時間もあまり取れず、久しぶりの雰囲気に身体が過剰に反応している。

ロンジュンの口から漏れ出る声と吐息に身体の血管が沸騰しているかのように反応する。



「へちゃなぁ…きちゃう…」



涙を流しながら何とか伝えてきた姿にヘチャンの理性は崩れ、手の動きが速くなる。



「な、なんでっ、あっ」



ヘチャンの手に広がる白濁とした液を見て、ロンジュンは身体を起こしてハァハァと呼吸を荒らげながら顔を真っ赤にする。



「ほんと可愛い、ジュナ」


「や、やめてよ…」



まだ何か言いたげな顔のロンジュンの口をキスで塞ぎ、その激しさにロンジュンはいとも簡単に身体を倒されてしまう。



「ジュナ、四つん這い、なれる?」



そう言うとロンジュンはゆっくり体勢を変える。ヘチャンの視線が背中越しに伝わり、身体中が赤くなっていないか心配になる。

ヘチャンは裸で無防備な恋人がこうも従順に自分の言うことに従う状況により気持ちをそそられる。

先程の精液を手に馴染ませ、ロンジュンの後孔に指をぬっと入れ込む。



「あっ…」


「感じてる?優しくするから」



段々と入れる指の数を増やしていき、準備が整ったかなと思うところで指を抜くと、たらっと後孔から先程の精液が溢れてくる。




「ロンジュナ、入れるよ?」


「うん…」




ヘチャンのモノが入ると、先程までとは違う圧がロンジュンの身体を支配する。

ロンジュンのナカがきつく締まり、ヘチャンもその快感に声が漏れる。

ゆっくりとヘチャンが腰を動かすと、お互いに繋がっているその感覚が身体だけでなく脳内をも支配する。ロンジュンの甘い声が部屋に響き、その声はまたヘチャンの刺激となっていく。



「んっ、へちゃ、、すきっ」


「うん、俺も好きだよ」


「あっ、へちゃな、もう、くる…」



果てる寸前で好きだと伝えてくるなんて、どうしてこんなに可愛いことをしてくるんだろう。

数回ほど突いたところで二人は絶頂に達した。

ゆっくりと入っていたソレを抜くと後孔からは白い液が溢れ出てくる。



「ロンジュナ、こっち向いて」



うつ伏せになって息を切らしながら肩を震わせている姿に声を掛けると、ロンジュンはゆっくりと振り返る。目からは涙を流し、顔は紅潮していて、真っ白な体とのそのコントラストにヘチャンの気持ちは余計にそそられてしまう。



「痛くなかった?」


「う、うん…」


「本当にお前可愛い…可愛すぎる」



ヘチャンはロンジュンの隣に横になり、頬を伝う涙を拭ってキスをする。




「メリークリスマス、ロンジュン」



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