今回はちょっと息抜き?です笑
ありがたいことに初!リクエスト✨を頂いたので、
そのお話です!
一応本編に繋がるように書いていますので、
是非読んでください!💓
最近ひょんは忙しくて家にほとんどいない。
朝早くに出ていって、帰ってくるのは日付が変わる
ギリギリ。
スンミナお気に入りのあの絵本の続編を出版したところ、想像を上回るほど馬鹿売れしているらしくひょんの元に大量の仕事が舞い込んできているのだ。
まぁ、僕としては可愛い可愛いスンミナを独り占め
できるからいいんだけどねっ
しばらく名残惜しそうに玄関を見ていたスンミナは、ひょこひょことこちらにやってきて、僕に抱きついてくる。
ひょんがいなくて寂しくないはずがないのに、
文句一つ言わないでいい子に過ごしているスンミナ。
少しは自分の気持ちに素直になったっていいのになと思いつつ、今はとにかく見守ってあげる事にしている。
ひょんがいない間は、とにかくスンミナの寂しさを
紛らわせるために遊びまくる。
そんな僕らのプチブームはトランプだ。
普段からあまり感情が表に出ないスンミナはババ抜きが上手。 6歳児に負けるって…どうよ?
それから何回戦かババ抜きをしていたら、大事な事を思い出して慌ててテレビをつける。
朝の情報番組のちょっとしたコーナーにお呼ばれ
されたらしいひょん。しかも生放送。
緊張しているのか、引き攣った笑顔を浮かべている
ひょんがでかでかと画面に映し出されて思わず吹きだす。
いつも家に篭って鬼みたいな顔してるから
こんなことになるんだよ…ㅎ←
僕がくくっと笑いを堪えているのに対し、テレビを
指差してぴょこぴょこしているスンミナ。
きっとテレビ越しでもひょんに会えることが嬉しいの
だろう。
10分ほどのそのコーナーが終わると映像が切り替わり
、淡々とニュースが読み上げられていく。
ひょんが観れなくなってしまって、しゅんっと静かになったスンミナからは垂れ下がってしまった尻尾が
見える。
そう言って脇腹をつんつん突ついて抱っこをしてあげると、んへっと笑ってくれる。
トランプをパパッと片付けて、今度はスンミナお気に入りのブロックを床に広げた。
ソファーにうつ伏せになってくまちゃんに顔を埋める
スンミナからは、ずびっと鼻をすする音が聞こえてくる。
ちゃちゃっと洗濯機を回したくて、少しの間だけ1人でリビングで待たせたんだけど…
やっぱりだめだったかな
ふるふると首を振るスンミナを抱き上げると、涙で
ぐちょぐちょになったお顔があらわになる。
そんな顔をされながら言われても説得力はゼロなのだが、必死に目を擦って隠そうとしている。
またしても首を振って頑なに認めようとしない
スンミナ…なんか、頑固なところとかだんだんひょんに似てきたんじゃない?
スンミナはきっと、ひょんの"いい子で待っててね"という言葉を自分なりに守ろうとしてたんだ。
子供は大人が言った言葉を純粋に、まっすぐに受け取るから、スンミナはなんでか分からないけど寂しいって思う事を"いい子"じゃないって勘違いした。
僕がそう言うと、スンミナは困ったように瞳をゆらゆら揺らして俯く。
しばらく沈黙が続いて、不意にスンミナがゆっくり口を開く。
えんえんと泣きじゃくるスンミナを抱きしめて、背中を撫でてやる。
きっとさっきテレビを見た時に、不安になって寂しい気持ちが抑えられなくなってしまったのだろう。
僕はスンミナが寂しがっているのを知ってたのに、
こんなにも我慢させてしまっていたんだ。
やっぱりスンミナはひょんが大好きなんだね…
涙を流しながらきょとんとしているスンミナに、柔らかく笑いかけた。
嬉しそうな笑顔を浮かべて帰っていく人に手を振る。
ある本屋の一角でたった今サイン会が行われていた。
続編を出してから多忙を極めまくり、ついにはテレビ出演を果たし、サイン会までやることになったのだ。
忙しいことはありがたいし、俺の本を読んでくれる人たちに会えて感想を聞かせてくれるのだって、この上ないくらい嬉しい。
のだが…
頭の中はスンミナでいっぱいである。
とか1人でぶつぶつ呟いていた。
はっと気を取り直して、営業スマイルを顔に貼り付ける。あぁスンミナに会いたい。
…イミンホ・25歳。スンミナに会いたいがために、
ついに幻が見え始めました。
ヨンボガと手を繋いで可愛い外行用の洋服を着た
スンミナは、尻尾を振って効果音がつきそうなくらいの笑顔。
そう言ってほっぺたを突つくとふにゃっと笑って、
腕に抱えていた絵本を渡してくれる。
表紙をめくってサインを書き、はいっと渡す。
首をこてんと傾げながら最高のお誘いをしてきた
スンミナ…どこでそんなあざとい技覚えてきたの?
鼻血出そう。
もうそろそろ時間だ、と言う事で名残惜しいけど
一旦お別れ。
2人が見えなくなるまで手を振り続け、今日は絶対
早く帰ろうと気合を入れた。
爆速でサイン会と残りの仕事を終わらせて、スンミナが寝る時間までに帰るというミッションは無事
成功した。
ベットに腰掛けて腕を広げると、くまを待った
スンミナがダイブしてくる。
眠そうに目を擦るスンミナは、会場に来るためにに初めて電車に乗ったらしい。
ふわふわとゆったりしゃべるスンミナをベットに寝かせて頭を撫でるともう目が半分ほど閉じかけている。
最後に爆弾を落としやがったスンミナは、こっちの
気も知らずにすやすやと眠っている。
それ反則だって。
ねぇ…もう一回言って。
わあぁぁこんな感じでよかったかしら?🫣
遅くなっちゃってごめんなさいぃ🙇♀️🙇♀️
リクエスト受け付けています!!
時間がかかってしまいますが、それでもいいよって
いう方は是非是非!くれたら喜びます😆笑
いつのまにか⭐️800と♡3000
ありがとうございます💕













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。