私は、いつも一人。友達も居ない、親も離れて暮らしている。親には虐待。友達には虐められる。そう言った日々を探していた。そして私はいつも放課後図書室に向かう。
そこは、私の唯一の安全な場所なのだから。り。
そして今日の放課後も私は図書室にいく。教室から出ると廊下は誰もいない。私の歩く音。それだけ聞こえる。コツコツと自分の足音が静かな廊下に響いている。
そう思いながらも、私は右折する。
すると…。曲がる直前人の影が少し見えた。
私は、それを気づかずに曲がってしまった。
『 ドンッッッッッッッッッ!! 』
相手の勢いが強いのかそのまま後ろに倒れてしまった。
でも、走る足跡・違和感も何も感じなかった。
……。私がぼーっとしていただけかもしれない。
私は、姿を見る前に声を掛けた。
声を掛けた後ぶつかった人を見ると、私と同級生。
そして。クラスが一緒でクラスでは一番と言っても過言ではない。ウパさんだった。みんなからは、そう呼ばれている。相手もきっと気に入っているだろう。
だが、私は裏で両生類と呼んでいる。
人間なのにウーパールーパーみたいな呼ばれ方。
両生類しかないですね。
でも、私はこの人に恋をしています。
単なる一目惚れですかね。
気まずい。何よりも、話す話題もないし。よりにもよって出会い方が角でぶつかるなんて…相手に変な印象を持たれたような気がする…。
彼は、私の肩を掴む。その瞬間胸が高まった。
心臓の音が自分でもわかるぐらいにうるさい。やばい。
破裂するぐらいの鼓動の速さだ。
え?今日も…?私が図書室に行ってるのバレてる…?
でも、私が行く時には人はいないはず…。
まぁ、自分が気づいてないだけでしょう。
そう考えがついて、私は口を開ける。
彼は、片手で小さくガッツポーズをする。
可愛いなぁ…。私はそれに見惚れてしまう。
そのぐらい彼の事が好きなのだ。
二人は、並んで図書室に向かった。
図書室に付き、中に入る。
彼はすぐ椅子に座った。
陽キャとは、こう言うものなのか?私にはよくわからない…。
教えるために近づかないといけない。
心臓の音。聞かれなければいいんだけど〜…
変じゃないかな?ちゃんと教えれてるのかな?そんな不安が頭によぎる。集中できない…
Q:ある人から手紙が届きました。その手紙にはこのように書いてありました。
「大好きな人に告白するために貴方のある物が欲しい。
手前を読んで、それ以外は捨ててね。
あて ぎね いて さき 」
さて、欲しいものは一体何?
ひたすら考えた。
【あて ぎね いて さき】?何かの暗証番号?
それとも何か見逃している?…
なんだ?なんなんだ…?
「 ⚪︎あて ぎね ⚪︎いて さき 」
クイズの答えがわかった途端。私は固まってしまった。
⬇︎説明
「手前」は「て」の前という意味。
つまり「あて ぎね いて さき」の「て」の前の文字だけを読んで他の物は全て捨ててしまえばいいわけです。
「あて ぎね いて さき」の中で
「て」の文字が入っているのは、
『あて』『いて』
そこから、『て』の文字を取ります。
すると「あい」だけが残り、
欲しいものは【貴方の「愛」】になります。
そう言葉を出すと、彼は笑った。
彼は椅子から立ち上がり、私の顎を上にあげ視線を合わせる。その顔の距離はとても近い。
ついつい、口が滑ってしまった。
彼が私のことが好き。その言葉が頭によぎっていたせいかな。完全に油断をしていた…。。
相手もきっと、
私が好きと言う事がわかってしまっただろう。
き、気まずい…。
私は目を逸らす
彼は、彼女の手を拾う。














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。