あなたside
私はあのあと、顧問にマネをする許可をとり、ジャージに着替えさせられグラウンドへ来た。
あいつは、、、主将だったな。
すんげーよ。
私の隣に来て、肩をペタッとくっつけるこーく。
くそあつい。
ノートとボールペンを渡された。
…まぁ否定はできないな。
こーくが常にくっついて来てるし。
周りには付き合ってるって噂もされたし。
ほんとやめてくれって感じ。
後輩くんはまた、小さく笑って頷いた。
かわいいいいいいっ!!!!!
何あの子!!!え!?
かんわいーーっ!
意外とおっもいな。
あーーつい。
私もサッカーしたい。
でもしたくない。
私は全ての水筒に水をいれ、ベンチに戻った。
…記録書くんだっけ。
よくわからんから適当に書いとこー。
こーく…あいつ他の女の子みたら鼻血出すよ。
しれっと腹チラしやがって。
後輩くんも頑張ってるなーー。
みんなすごいや。
そして何十分か経った頃。
顧問いなくても完璧やん、あいつ。
こいつは…
そう言ってこーくの頭にタオルを被せた。
そして友達のところへ行かせた。
あいつ、まじずっと隣にいるからな。
そう言って私の隣にしゃがんだ。
メモを取りながらそう答えた。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!