Only、それはバトルに明け暮れるイカやタコの間に名を馳せるチーム。
俺が彼らと出会ったのは2年前くらいだった。
ある日、偶然つけたテレビでOnlyのことが取り上げられていたのだ。
確か、「Onlyメンバーの一日に密着!」みたいな番組だった気がする。気付いたら俺はそれに釘付けになっていた。
俺が見たのは練習風景だった。ロングウェーブのガールが、自分よりも背の高いボーイに向かっていき、攻撃を仕掛ける。だが、実力差があるのかことごとく攻撃は躱され、ボコボコにされていた。
それでも、ボコされるその姿さえもカッコよくて美しい。そう思わせるような魅力が彼女にはあったのだ。
次の日、俺は親友のライに昨夜のことを話した。
すると、ライは笑って言った。
ん?
嘘だろ?!こんな近くに、しかも俺の親友があのOnlyのメンバーだったなんて!!
そうと分かれば、やることは一つだ。
俺は深呼吸をして言う。
俺がそう言うと、ライはしばらく考え込んだ後、
そう言って、俺の手を引っ張って行った。















![[ 参加型 ]落ちた先は不思議の国でした。](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/CWM21aGkG1bNkBofNlYosPPNAoD2/cover/01KKED60ZZF6CG8EV21DX6C63E_resized_240x340.jpg)



編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。