第2話

出会い(ステラ編)
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2023/01/22 04:49 更新
Only、それはバトルに明け暮れるイカやタコの間に名を馳せるチーム。

俺が彼らと出会ったのは2年前くらいだった。
ある日、偶然つけたテレビでOnlyのことが取り上げられていたのだ。
確か、「Onlyメンバーの一日に密着!」みたいな番組だった気がする。気付いたら俺はそれに釘付けになっていた。
俺が見たのは練習風景だった。ロングウェーブのガールが、自分よりも背の高いボーイに向かっていき、攻撃を仕掛ける。だが、実力差があるのかことごとく攻撃は躱され、ボコボコにされていた。
それでも、ボコされるその姿さえもカッコよくて美しい。そう思わせるような魅力が彼女にはあったのだ。
ステラ
ステラ
カッコいい…俺もいつか、Onlyに入れたりしないかな…
次の日、俺は親友のライに昨夜のことを話した。
ステラ
ステラ
って感じで、そのガールがもうスッゲーかっこよかったの!
すると、ライは笑って言った。
ライ
ライ
まあ確かに、あの人はカッコいいよな。そこまで強いわけじゃないけど、俺も気ぃ抜いたらやられそうになるし。
ん?
ステラ
ステラ
ライ、あの人と戦ったことあるのか?
ライ
ライ
あるっていうか…俺、Onlyのメンバーなんだよね。
ステラ
ステラ
ええええええええええええ?!?!
嘘だろ?!こんな近くに、しかも俺の親友があのOnlyのメンバーだったなんて!!
ステラ
ステラ
ライ!そういうことはもっと早く言ってくれよ!
ライ
ライ
ごめんごめん。だって昨日のやつ、俺の出番ほぼ無かったからさ。
そうと分かれば、やることは一つだ。
ステラ
ステラ
ライ
ライ
ライ
どうした?
俺は深呼吸をして言う。
ステラ
ステラ
俺も…Onlyに入れてもらえるかな…?
俺がそう言うと、ライはしばらく考え込んだ後、
ライ
ライ
俺じゃわからない。だから、一緒にリーダーに交渉しに行こう。
そう言って、俺の手を引っ張って行った。

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