昼休み、教室。
唐突に飛んできたその一言に、
私は口に入れかけたプリンを机に落としそうになった。
即答。即否定。
しかし、まわりはニヤニヤが止まらない。
そこまで言いかけたとき。
となりでパンを食べてたはずのyaくんが、唐突に、
真顔でこう言った。
教室の中だけ時が止まった。
ほんとに一瞬、空気が真空になった気がした。
視線が一気に私に向いて、全員の口が「ええええ!?」
ってなってる。
見回すと、周囲の女子たちの目が
キラッキラに光っている。
ニヤニヤ、ヒソヒソ、「やっぱりぃ〜〜♡」の
オンパレード。
──まずい。
ここで「付き合ってないです!」って全力否定したら、
いろいろ誤解されて、仮の契約がバレる
みたいな展開なるやつだ。
あああもう……こうなったら…… !!
言った。
言ってしまった。
なぜか語尾がすごい攻撃的になった。
なぜか拍手してるし …
yaくんはとなりで、のんびり口元を拭きながら、
こう言った。
──その日、プリンの甘さも、心の混乱も、
MAXだった。
最近投稿できてなくてごめんなさい !!
きります !!!












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。