あなたの下の名前side
3人で野宿をし空が明るくなって来た頃
自分自身が脱いだ羽織を虚に着てもらいまた旅へと足を動かす
今日は少し村による予定がある
なぜなら虚の服と朧の服を買いに行くためだ
朧の服はまだ綺麗な方だが一緒に旅をしてきた分泥や服が破けている部分があるそれに朧の成長が早い分丈が短くなってしまっていたからだ
虚の服は所々が破けていて焼き焦げている部分もあったその見た目が化け物だと言われるきっかけだと私は思ったからだ
5〜6時間ほど歩いた村で買い物をすることにする
それまでの道のりは少し休憩をしたら歩いての繰り返しだ
やっとの思いでついた村は着物や食料などが豊富な村でいつも人で賑わっていると聞いた
そしてやっとの思いでついた村に入ろうとした時
虚が私の袖を力強く引っ張った
途切れ途切れで聞こえてくる虚の言葉の意味が出来なかったが虚を見てみると小刻みに震えていた
虚の話によればこの村も同様虚を見かけた瞬間化け物だと言い放ち襲って来たという
まだそれだけだといつもの事でこんなにも恐怖になるはずも無いが…
どうやら殺され方が残虐だったらしい
この村の人間共は虚の体が回復する場面をみて
人間共はそれを良いことに拷問を行った
目はくり抜かれ
足は何度も切断され
それを何度も何度も繰り返しやられた
それも虚が死なない程度に
それを聞いた瞬間私は殺意に飲み込まれた
この村はただではおけない
跡形もなくぶっ壊してやる
次回へつづく











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。