第10話

gn × mn
661
2024/04/09 15:06
   リクエストありがとうございます🙏🏻🤍
mn side






今日は言ちゃんとお泊まりパーティーです。


生憎の大雨プラス雷。



でも大丈夫、僕には言ちゃんがいます。











mn「あーー!!!!ちょっと!こっち来てよ!!」



gn「今無理だって!回復してる!!!」



mn「死んじゃった……僕の…僕の集めた武器が…」



gn「知らないわ…着いて来いって言ったじゃん」



mn「だって!狙われてたから…!!」



gn「逃げればよかったのに」



mn「だって…だって……」



gn「何?」



mn「…勝てると思ったもん、いっぱい後ろから敵でてきたの!」



gn「だからそれが間違いだったんじゃん」











喧嘩になっちゃった、


謝りたいのに…


素直になれない…謝れない…











mn「言ちゃんのばか!いいじゃん!」



gn「問ちゃんの方が馬鹿みたいなプレイだったけど」



mn「兄に向かって……!!!」



gn「それ今関係ないでしょ。」



mn「…むぅ、、いいの!いいのいいの!」



gn「何がなの?」



mn「もうゲームやめる…」



gn「…そ。好きにすれば」














やばいやばいやばい、


これ、僕から謝らないと仲直りできないやつだ…


朝起きても無視されるやつ…















仲直りできずに夜が来た…


ベッドはひとつ、2人で寝なきゃいけない。



しかも雷…僕は雷が大の苦手だ……







mn「…やすみ、」



gn「…ん。」










ゴロゴロ ピカッ ゴロゴロ








……怖い。正直こわい。


かれこれ2時間くらい眠れてない…



言ちゃんと喧嘩さえしてなければ…


言ちゃんも安心させてくれた…はずなのに










mn「ごん…ちゃん、?起きてる…?」









あぁ、、寝ちゃってる…


喧嘩中なのに起こすの…無理…


でもこのままじゃ僕…






mn「ぅぐ…っひっ、く……」









怖い…怖いよ言ちゃん、気づいて












gn「…何泣いてんの」



mn「言ちゃ…っ、ひっ…、ぐ、」



gn「何、言ってみて」



mn「かみ、なり…っ、こわい…っの、」



gn「なんだ笑そんな事?おいで」



mn「ん…っ、あったか…ぃ」









言ちゃんの腕の中…


ちょうど腕が耳にかぶさって、


外の音はほとんど聞こえないし


言ちゃんの心臓の音が聞こえて、


これまでに無い安心感がある…






mn「ごめんね、ゲームした時…僕が言ちゃんの言う通りにすればよかった…言ちゃんの方が上手なのに、」



gn「そんなんもう気にしてないし、笑 俺の方こそ、あのゲームなんて戦うのが趣旨なのに…笑」



mn「明日も…いっぱいゲームしよ…っ」



gn「そーだね、ゲームしよっか」







こうやって、心を開いて


たまに本心を打ち明け合う


この時間が大好き。


この時間以上に




mn「ごんちゃんがだいすき…」





gn「…なんて?」




mn「何も言ってない…っ笑」















end



ーーー








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