お風呂上がり…リビングに流れる
不穏な空気を察知した
時刻は21時なので娘は自分の部屋で
就寝している
ソファに座る蛍くんは、俯いていて
周りには、暗いオーラを放っていた。
ゆっくりゆっくり、こっちを向いた彼の目は
何も写っていなくて
「はぁ」とため息ばかり
のそり、のそり、と立ち上がって
私の肩に顔を埋めた
あまりにも小さすぎる声に動揺した
背が高い割に小ーーさすぎる声
あぁ、ショックだったのね(笑)
よっぽどダメージがでかいらしい
ゲーム あにまるの森 の住民に
虫取り網を何回もぶつけると
出てくる紫色のグルグルしたアレが見える()
よしよしと頭を撫でながら言うと
バッと顔をあげてじーっと見つめてきた
ベットまで担がれて、甘く、深く、沈んだ。
一晩中、手は繋いだまま____
察してね(










編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。