元リベロとして5本指のスパイクは拾ってみたいがこれは任務だからな。
僕が派遣されてる時点で遊んでる暇はないんだろーな。
特級って地位はそのために与えられたようなもんだし。
うん。こいつら多分僕がマネージャーに転向したの、怪我系のせいだと思ってんな。
別にそれのが都合いいしそっちに持ってっとくか。
そりゃそうなるようにキャラ作ってるからな。
顔も迫力出ないように垂れ目に細工したし。
本来の僕だったら絶対んなことは言えねぇだろーな。
だって僕、クソ当たり強ぇーし。(自覚あり)
いや、うん。
なんかもう心ん中で突っ込むの面倒になってきた。
...いやなんか突っ込まねぇと気ぃ済まねぇから突っ込むけど!
...本来は分かってっからなんかこういうの言われっと地味に複雑になってくるな。
まぁそういうことにしてねぇと面倒なんだが。
純粋にバレーがやりたくなっただけである。
休日にクラスメートの護衛って名目なら腐り切ったミカンも納得するだろ。
納得しなくても了承させるけど。
一瞬で犬耳が垂れたように落ち込む僕。
これは地味に本音混じりである。
おぉっと。ここには基本いい奴しか集まっていないようだ。
こういう奴らを護衛するだけなら喜んでやったんだがな。
バレー部があんだよな〜。
これまた少々の本心入りである。
久々にバレー出来る日があるわけだし、護衛、多少は頑張ってやんねぇとだな。
...まぁ今の尚地味に払い続けてはいるわけだが。
(呪力ぶつけてるだけなので術式系は書いてません。)
本編1123文字でした。
ちなみに昨日ほどではなくとも今日もギリギリの書き終わり。
(22:50なう)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。