第24話

最終話
1,326
2018/08/24 11:21
貴方
貴方
あの…裕太クン…‼


私…

亜嵐クンはちゃんと、


私にこの気持ちを気付かせてくれた。


だからしっかり…!!



しっかり、伝えなきゃ…
裕太
裕太
あなたちゃん…??
大丈夫か??
貴方
貴方
あの………


今日の返事を、、しようと思って来ました…

そう言ったら裕太クン、

そうか


って真面目な顔になって私を見る
貴方
貴方
……私、

私は、亜嵐クンのファンで、
…だから、亜嵐クンのことが好きなんだ。
って思ってました。
貴方
貴方
でも、、
ファンだから好き
なのと
恋愛感情での好き
は違って。

前に友達が言ってくれた言葉。


やっと今。
意味が分かった
貴方
貴方
私、今日亜嵐クンに会ってから、
亜嵐クンと一緒に居るのに、
…なんか分かんないけど、
ずっと頭の中に裕太クンが居て。
貴方
貴方
そしたら、
亜嵐クンが気付かせてくれました。
この気持ちを

前を向いて裕太クンと目を合わせて
貴方
貴方
私は、、、


裕太クンのことが好きです…‼

笑顔で裕太クンにそう言ったら
裕太
裕太
………え……

それ、、、ほんまに?
貴方
貴方
嘘なんかつきません笑
裕太
裕太
だって、、
ずっとあなたちゃんは亜嵐クンのこと好きやと思ってたし…
ほんまに俺なん……??

って一人でぶつぶつ言ってる裕太クンが面白くて
貴方
貴方
ふふっ笑

私が好きなのは、
正真正銘の、中務裕太さんです…!笑

私が裕太クンを見ながらそう言ったら
裕太
裕太
……ほんまか…

え………
めっっちゃ嬉しい……!!!笑
そう言って抱きついてきた
貴方
貴方
うわっ笑
裕太
裕太
………ありがとう
そう耳元で言われて、



裕太クンが私から離れると
裕太
裕太
俺も、あなたちゃんが大好きやで…‼笑



……俺と、付き合ってください
手を握りながら言う裕太クンが


もうすぐ沈む夕日のせいか分からないけど

すごくキラキラして見えて
貴方
貴方
………はいっ!
お願いします!
裕太
裕太
あはは笑

やばいわめちゃくちゃ嬉しい!笑
貴方
貴方
私もです!笑

そう二人で笑いあって


このまま時が止まったらいいな。

って思うけど、



もっともっと
一緒に笑って、泣いて、たまには喧嘩して

裕太クンとの思い出をたくさん作っていきたい

だから時は止まらないでほしいかも。

とか思う私は

わがままかな______




END

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