…香水事件も無事終わり。
なんとか普通の授業に戻れたので!!!
私と飯綱君はそれぞれ弐年参組と弐組に向かっています!
話していると
烏の羽根が一つ、上からひらりと舞い落ちてきた
同時刻・職員室にて………
神酒凜太郎side
愛するあなたちゃんは僕が守る〜
とかほざいておいて。
僕が一番危険な目に合わせとるやないの
はぁー……ほんま阿呆なんかな僕
安倍先生の発言に思わず口に含んだコーヒーを吹き出しそうになった
いや……あのなぁ……💢💢
…なんか同族とみなされた事にも話拒否られた事にも腹立つな
と、思いアホ毛を思っきし掴む
そんな事をしていたら
とあるニュースが耳に入った
…あなたちゃんも動物妖怪やな
誘拐かぁ…まぁ夜道とかはいつも僕が近くに居るし大丈夫やろ
少し心配やけど。
佐野君には、狸塚君は僕らで探す旨を伝えて
はよ授業に戻ってもらうようにした
…すると、職員室にまた人がやってきてこんな事を口にし始めた
秦中君……どこ行ったんやろ
しかもあなたちゃんと一緒におるはずやのに
………まさか、誘拐事件…
って、いやいや…んなわけあらへんやん
こんな日が出てる時間から堂々とやらんやろ、誘拐なんて……きっとそうや
鹿島君まで?
やっぱ行く道中で二人になにかあった…?
………考えていたら
どんどん嫌な想像が膨らんでいく
チラッと安倍先生の方を見ると
顔が青ざめていた
どうやら安倍先生も同じ考えらしい
ニュースキャスターの声が聞こえたその瞬間
気がついたら僕らは
他の先生方のデスクに身を乗り出してテレビを確認していた
歌川さんのその言葉で
秦中君、あなたちゃん、狸塚君、秋雨君の四人がいなくなった事がわかる
全員動物妖怪ってことはやっぱ…
佐野君が窓から飛び降りて
狸塚君を探しに行こうとしている
自分も今すぐにでも行きたいところやけど……
なんせ場所がわからない
あー…GPSでもつけたらよかったやろか……
焦る気持ちを抑えながら
窓から飛び降りて安倍先生達と共に目撃現場まで向かう
……あなたちゃん…!!頼むから…ッ!!
どうか無事で________
ん……?この声は…飯綱君?
ってか…なんか呼ばれて………
あたりを見渡してみる
薄暗くて…テレビがたくさん置いてある部屋だ
…残念ながら見覚えはない
誘拐か何がだろうか、迷惑な話すぎる
なんて話をしていると
突然奥から人が出てきた
いかにも怪しい三人組
もしかしなくてもコイツらが私たちをここまで連れてきた犯人なんじゃ…?
ってかみんな肝座りすぎじゃない?
そう、隊長とかいう仮面つけた変な男の人が言う
烏天狗団か……
ん〜、団名に文句を言うつもりはないんだけど…
なんかもうちょっとなかったのかな
その後なんか隊長?と副隊長?で団名について論争してたけど…
最終的に烏天狗って英語でなんていうのとか聞いてきた
そう言って真剣な表情でテレビの画面を見る書記?
って人。
何がを見ているのか少し覗いてみると…
安倍先生、凜太郎君、佐野君の三人とマンドラゴラ三匹が森のなかにいる映像だった。
…!まさか助けに…!!
そんなの仕掛けて…
もし助けに来たみんなが怪我なんてしたら…ッ!!
二人でギッと睨む
すると、隊長?とかいう男はヘラヘラと笑いだした
次回へ続く________












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!