第24話

【弐拾弐時間目】
343
2026/02/06 10:22 更新


…香水事件も無事終わり。

なんとか普通の授業に戻れたので!!!

私と飯綱君はそれぞれ弐年参組と弐組に向かっています!











秦中飯綱
はー…今朝はやらかした
秦中飯綱
薬のせいとは言え一瞬でも妻以外の
女性を好きになってしまうとは
あなた
ほんとほんと
あなた
男性の方々は盛大にやらかして…
こっちは大変だったんだよ秦中君
秦中飯綱
え、、まだ怒ってるのかよ…
ごめんって…
秦中飯綱
って………ん?

話していると

烏の羽根が一つ、上からひらりと舞い落ちてきた


あなた
烏の羽?何で上から突然…
秦中飯綱
なんか縁起悪ィな
あなた
うーん…だねぇ
????
キミたちが…
秦中飯綱君とあなたの名字あなたちゃん?
あなた
え?
秦中飯綱
ん?













同時刻・職員室にて………

神酒凜太郎side




神酒 凜太郎
はー…僕としたことが
今朝はとんだ失態やったわ…

愛するあなたちゃんは僕が守る〜

とかほざいておいて。

僕が一番危険な目に合わせとるやないの


はぁー……ほんま阿呆なんかな僕




安倍晴明
まぁまぁ、コーヒー入れましたよ
これで一旦落ち着きましょ
神酒 凜太郎
ありがとぉ…
安倍晴明
どーせ今まで女性関係で沢山
失敗してるんでしょ?
神酒 凜太郎
ンッ……な…!?
安倍先生の発言に思わず口に含んだコーヒーを吹き出しそうになった

いや……あのなぁ……💢💢



神酒 凜太郎
するか!!!この前の飲み会ん時も
そうやけど…
神酒 凜太郎
アンタ僕にどないなイメージ
もってはんの!!!
神酒 凜太郎
そもそも恋人かておったこと
あれへんし…
安倍晴明
えぇ〜!?!その面構えで
僕と同族!?!嘘でしょ!?
安倍晴明
夢が壊れる…
神酒 凜太郎
言うとくけど僕はあえて
作っとらんの!!あ・え・て!!
安倍晴明
え〜なんですかあえてって
神酒 凜太郎
そら…あなたちゃんと小さい頃
結婚するって約束しとったし
神酒 凜太郎
たしか…小学校低学年くらいか
安倍晴明
へぇ〜…婚約の話ってそんな昔から
あったんですね
神酒 凜太郎
いや?これは親同士が決めた
やつとちゃうよ
神酒 凜太郎
そもそもあの頃は両家の親同士
面識なかったと思うしなぁ
神酒 凜太郎
小学生の頃
僕が告ったらOKしてくれたんよね
安倍晴明
ええ!?そうなんですか…
神酒 凜太郎
いやーあの頃の事はホンマ
よく覚えてるで
神酒 凜太郎
あっもしかして聞きたい?
神酒 凜太郎
ほなしゃあないなぁ〜
話せば長くなるんやけど……
安倍晴明
神酒先生ストップ!!
安倍晴明
長いなら聞きたくないですその話、今は遠慮しときますね!
神酒 凜太郎
心の声丸出しなんやけど
安倍晴明
ウギャッ


…なんか同族とみなされた事にも話拒否られた事にも腹立つな

と、思いアホ毛を思っきし掴む



そんな事をしていたら

とあるニュースが耳に入った







ニュースキャスター
「えー次のニュースです」
ニュースキャスター
「連日相次いでいる……
""動物妖怪誘拐事件""」
ニュースキャスター
「ここ『たかはし動物妖怪クリニック』
にも被害者が____」
神酒 凜太郎
はぇ〜…動物妖怪の毛を
刈るために誘拐かぁ…

…あなたちゃんも動物妖怪やな

誘拐かぁ…まぁ夜道とかはいつも僕が近くに居るし大丈夫やろ

少し心配やけど。


安倍晴明
妖怪にも悪いやつはいっぱい
いるんだ…
神酒 凜太郎
当たり前やろ
物騒な世の中やで
神酒 凜太郎
万が一僕が悪い妖怪に襲われたら
退魔の力で守ってな♡
安倍晴明
ええ…僕じゃなくて佐野君に
守ってもらってください
神酒 凜太郎
いやどこの世界に生徒に守られる
教師がおるんよ
佐野命
その通りだわ
安倍晴明
ギャッアホ毛が切られた!?!
安倍晴明
…って佐野君、今は授業中だよ
神酒 凜太郎
ってかどっから入ってきた
佐野命
そこの窓
佐野命
…って、そんな事より豆がどこにも
いないから探してるんだよ
安倍晴明
あー…そういえば今朝の騒動から
居なかったね
神酒 凜太郎
でも、今参組は秦中君の授業中やろ?
ちゃんと出席せんと怖いで〜?


佐野君には、狸塚君は僕らで探す旨を伝えて

はよ授業に戻ってもらうようにした


…すると、職員室にまた人がやってきてこんな事を口にし始めた






入道連助
秦中なら来てないぞ
歌川国子
秦中先生、いつまで経ってもいらっ
しゃらないから呼びに来たの
安倍晴明
ええっ!?秦中先生ならあなた先生と
15分前には教室に…

秦中君……どこ行ったんやろ

しかもあなたちゃんと一緒におるはずやのに

………まさか、誘拐事件…

って、いやいや…んなわけあらへんやん

こんな日が出てる時間から堂々とやらんやろ、誘拐なんて……きっとそうや


鹿島遼太
すみませーん、あなた先生は…
鹿島遼太
って、なんで授業中なのに
こんなに沢山人が…
神酒 凜太郎
鹿島君!?
鹿島遼太
あ、神酒先生
鹿島遼太
あなた先生知りません?もう授業中なのに
いつまで経っても来ないんスよ
神酒 凜太郎
え………


鹿島君まで?

やっぱ行く道中で二人になにかあった…?







………考えていたら


どんどん嫌な想像が膨らんでいく


チラッと安倍先生の方を見ると

顔が青ざめていた


どうやら安倍先生も同じ考えらしい




ニュースキャスター
「えー…このあと14時からも……」

ニュースキャスターの声が聞こえたその瞬間

気がついたら僕らは

他の先生方のデスクに身を乗り出してテレビを確認していた



ニュースキャスター
「相次ぐ動物妖怪の誘拐」
ニュースキャスター
「毛を刈る犯行について
お伝えします」
歌川国子
ねぇ…そういえばお昼過ぎから
玉緒タマちゃんも見かけないよ…?

歌川さんのその言葉で

秦中君、あなたちゃん、狸塚君、秋雨君の四人がいなくなった事がわかる

全員動物妖怪ってことはやっぱ…



神酒 凜太郎
ッ…!!!
神酒 凜太郎
あなたの名前の頭文字(例"は"るあきッ…あなたちゃ…
佐野命
豆!!!

佐野君が窓から飛び降りて

狸塚君を探しに行こうとしている

自分も今すぐにでも行きたいところやけど……

なんせ場所がわからない

あー…GPSでもつけたらよかったやろか……


入道連助
待て佐野!
まだそうと決まった訳じゃないし…
入道連助
場所だって…!!
佐野命
ッでも!!!
のり子
晴明君!!!
安倍晴明
のり子!!!どうしたの!?
のり子
大変だよ!!あなたちゃん達
動物妖怪が……!!
のり子
檻に入れられて森の中へ連れてかれ
ちゃったのをマシュマロが見たって!
佐野命
本当かのり夫!!!
神酒 凜太郎
もし本当ならでかしたでさち子!!
安倍晴明
のり子だよ二人とも
安倍晴明
…ってそれテレビで言ってた
誘拐犯かも!!
安倍晴明
このままじゃみんな毛を
刈られちゃう!!
佐野命
追うぞ
安倍晴明
うん!!ってここ参階だったぁ!?ギェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!
神酒 凜太郎
入道君たちはおまわりさん
呼んできて!!!
入道連助
わ…わかった!!
神酒 凜太郎
ほな、僕もはよ…

焦る気持ちを抑えながら

窓から飛び降りて安倍先生達と共に目撃現場まで向かう


……あなたちゃん…!!頼むから…ッ!!






どうか無事で________


















秦中飯綱
あなたの名前の頭文字(例"は"るあき…………!あなたの名前の最初二つ (例"はる"あき………!!!



ん……?この声は…飯綱君?

ってか…なんか呼ばれて………




秦中飯綱
あなた!!!
あなた
はいっ!?
秦中飯綱
よかった…無事起きたな
あなた
び…びっくりした…
あなた
って、な…何ここ!?

あたりを見渡してみる

薄暗くて…テレビがたくさん置いてある部屋だ

…残念ながら見覚えはない

誘拐か何がだろうか、迷惑な話すぎる


秦中飯綱
知らねぇよ
秋雨玉緒
なんか知らんが動物妖怪がみーんな
檻に入れられてんだ
狸塚豆吉
はっ…!?もしかして…
狸塚豆吉
また注射!?!
あなた
…いやいやこの雰囲気で注射なわけ))
秦中飯綱
バカな!!!
ワクチンは打ったのに!?
狸塚豆吉
狂犬病の注射かな
秋雨玉緒
犬じゃねーし!!
あなた
だめだこの人たち、話聞かない


なんて話をしていると

突然奥から人が出てきた



????
大丈夫、注射はしないよ
あなた
っ!?誰!?
狸塚豆吉
えー誰ー?
秦中飯綱
でも医者じゃなさそうだな
秋雨玉緒
よかった〜


いかにも怪しい三人組

もしかしなくてもコイツらが私たちをここまで連れてきた犯人なんじゃ…?

ってかみんな肝座りすぎじゃない?


????
そうかそうか!!
そんなに僕らが気になっちゃうか!
秋雨玉緒
わっテンション高
狸塚豆吉
こんな食い気味に来られても…
秦中飯綱
なんかあんま気にならなくなってきた
あなた
マジですかキミら…まぁこの
ハイテンションは少し引くよね)))
????
よーし特別に教えよう
????
僕たちは…!!
隊長
烏天狗団!!
隊長
めちゃくちゃ悪い悪党集団だよ!!
隊長
あ、僕が隊長ね
隊長
僕から見て左が副隊長、右が書記だよ


そう、隊長とかいう仮面つけた変な男の人が言う

烏天狗団か……

ん〜、団名に文句を言うつもりはないんだけど…

なんかもうちょっとなかったのかな


狸塚豆吉
団名ダッセ
秋雨玉緒
副隊長の下が書記って
おかしいだろ
あなた
めっちゃストレートに言うね
秦中飯綱
まぁ実際ダサいし
隊長
思ったより酷評〜🥺🥺🥺



その後なんか隊長?と副隊長?で団名について論争してたけど…

最終的に烏天狗って英語でなんていうのとか聞いてきた





隊長
教えてよ〜
あなた
英語にすれば何でもかっこいいと
思うな
秋雨玉緒
そーだそーだー
書記
お喋りはそこまでにしてください

そう言って真剣な表情でテレビの画面を見る書記?
って人。

何がを見ているのか少し覗いてみると… 


安倍先生、凜太郎君、佐野君の三人とマンドラゴラ三匹が森のなかにいる映像だった。



…!まさか助けに…!!



書記
追手が来ましたか…面倒ですね
あなた
…!?
あなた
神酒先生!!
秦中飯綱
神酒!!
秋雨玉緒
晴明!!
狸塚豆吉
佐野君!!
隊長
え〜まだ一匹も毛刈り
できてないのに!!
書記
隊長達が呑気に団名考えてるからでしょ
はっ倒しますよ
隊長
しょうがないなぁ…
書記!トラップ仕掛けといて!!
あなた
トラップ…!?

そんなの仕掛けて…

もし助けに来たみんなが怪我なんてしたら…ッ!!


あなた
ここに来るみんなに手を出さないで
狸塚豆吉
もし、晴明君たちになにかしたら…
許さないよ
 
二人でギッと睨む

すると、隊長?とかいう男はヘラヘラと笑いだした


隊長
ハハハ
隊長
許さなくていーよ
隊長
僕たちは悪党なんだから
 















次回へ続く________







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