第35話

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2022/03/16 07:14 更新
大橋和也
おっ、やほー!もう帰ろうや!
高橋恭平
大橋くんめっちゃ食うねん
道枝駿佑
丈くん、これパキッてならへん
藤原丈一郎
えー、…………いやなるやんけ。みっちー力弱いな
西畑大吾
いっぱい食べるりゅちぇ大好き〜❤️
大西流星
( ´ ▽ ` )


花火も終わり、皆と集合した時にはもう満足して、少し疲れている人もいるようだった。


とりあえず、今日は解散、また始業式で…………となった時。





道枝駿佑
…………あなた先輩
(なまえ)
あなた
はい
道枝駿佑
今日………俺、家誰もおらんくてぼっちなんです。よかったら、来てくれませんか……?
(なまえ)
あなた
……私は構わないけど。男の子の方がいいんじゃない?
道枝駿佑
いや……俺ん家防音とかやないから、……皆、はしゃぎそうやし
(なまえ)
あなた
…………そう。じゃあ着替え持ってくるから、家まで来てくれるかな
道枝駿佑
あ、はい、それはもう、もちろん


大きく何度も頷く道枝くん。


七人の王子様は、寂しがりやの人が多いらしい。


高橋恭平
みっちー、あなたさん!行くでー!
道枝駿佑
あっ、はーい!



先に歩いていく六人を追いかける道枝くんの背中は、少し嬉しそうに見えた。

















ー道枝ー





俺はずるい。


言い訳を使って、先輩を家に泊めようとするなんて。


家族が今日居ないのは本当。姉二人は彼氏の所やし、両親も旅行中。



皆に褒められたり、長尾と楽しそうにしてたり。


あなた先輩の新しい表情を長尾に何時間も見せていたのかと考えると、むしゃくしゃした。





俺だけに見せる表情が欲しくて。



独り占め、したくて。















ーあなたー



私の家に着いて、とりあえず下着と歯ブラシだけ持っていくことにした。着替えは貸してくれるらしい。


道枝くんは「先輩、寮暮らしなんですねー』とキョロキョロしている。そして、ちょうど部屋から出てきたハルに捕まっている。



ハル
キミ誰?弟?
道枝駿佑
いや、えっと、………友達、です
ハル
へぇー、あなたー、アンタ何股してんのー?
(なまえ)
あなた
私そんなことしませんー


玄関に走って行き、着替えを入れたウサギ柄の袋でハルに攻撃する。


あ、部屋に逃げた。


(なまえ)
あなた
…………大橋先輩との仲、まだ疑ってんじゃん。行こ
道枝駿佑
そんな事したんですか



強くて、でも震えた声に振り返る。


私は首を傾げ、何のことかと聞いてみる。


道枝駿佑
恋人って間違われるような事、したんですか


驚いた。


そんな事聞かれるとは思ってなかった。


(なまえ)
あなた
………普通に喋ってすき焼き食べて寝たけど
道枝駿佑
そ、ですか………


ホッとしたような表情をする道枝くん。


お兄ちゃんを取られて嫌だったのかな。


状況が悪化しそうだったので、甘えられたことやドライヤーのことやキスのことは黙っておく。



(なまえ)
あなた
家、どっち
道枝駿佑
あ、こっちです



私は少し嬉しそうな道枝くんの後を追った。

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