今日はまた事務所に来てるんだけど
これはデジャブ…を感じる
今日は私の案件の用事で来てるのに
もうやだ。
半泣きになりながら…
てかもう半泣きなんだけど…
何て4人の名前を呼んでもどーなる訳じゃないのに
もう無理だって思っていたら
そのまま、ろれに抱きつく
ろれに見せると
あぁ。って言って私の手を引いて
そこまで案内してくれた
お礼を言って中にはいる
それから話をして
色々話して終わった。
コスメかぁ。
楽しみだなぁって思いながら歩いて
そのまま角を曲がろうとしたら
誰かとぶつかった
優しい声が聞こえて。
ポニーテールにして可愛らしい人は。
叶さんだった。
色々な目を見てきたけど。
この人もまたまだ私を信用していない。
少し圧のある視線を向けられた。
慣れてるからもういいんだけど
と少し興味のない声を出す葛葉
この人自分から聞いてきたよね?
まぁ。その気だるさもきっと葛葉なのだろう
私と同じ赤い目の葛葉。
私はそれを隠すけど
葛葉は隠さない。吸血鬼だから?
私は…普通の人間だから。
だからね。これはまだ隠す。
少し羨ましいと思うのも私のズルさのせい。
逃げるように
そして私のこの嫉妬心がバレないように
早口でその場を後にした。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。