第8話

✐_5
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2026/02/24 12:42 更新





朝 目覚めると 、 やはり 同じく 白い 天井 。

最近は 胃の痛みも 、 そこまで しなくなった 。

私は 、 昔から 身体が 弱かった ため 、

よく 外を 動き回っては 、 次の日 こうやって

ベッド の 上に ずっといる … のような 生活を

送って いました 。

その時 、 誰かに 右手を 握られて いたような …

否 、 待てよ 。 私は …………………









あれ 、 ここに来る前 、 何をしてたっけ 、 、 、 、













ガチャっと ドアが 開く 。
シグマ
シグマ
…よく眠れたか?お早う。
あなた
…嗚呼、シグマさん、お早うございます。今日は、少し肌寒いですね、
シグマ
シグマ
嗚呼そうだな、風邪を引かないようにしなくては。さあ、朝食の準備が出来ている。それと、ニコライがやって欲しい仕事がある、との事だ
シグマ
シグマ
準備が出来次第、
下の階に降りてきてくれ。
あなた
分かりました。仕事、
一体なんでしょうか……





耐力 労働 だった 場合 は 〝 死 〟 ですね 。

確実に 。

そう思いながら 、 私は 重い腰を 上げて 、

着替えを 始めた 。

いつも通りの 服を 着ると 、 髪を 括って

下の階に降りて 行った 。

そうすると 、 下の階で トランプ を 弄っては 、

クルクル と 回して 遊ぶ ニコライ さんの 姿が

そこには あった 。





ニコライ・G
ニコライ・G
……あ!来たきたッ、あなたの下の名前ちゃ~ん
あなた
お早うございます、ニコライさん。今日は、とっても気分が良さそうですね…笑
ニコライ・G
ニコライ・G
そ~なんだよ☆今日はちょっと君に頼みたい仕事があってね、私に着いてきて欲しいんだ。いいかい?
あなた
ええ、構いません。行きましょうか、



そうして 、 私が 連れてこられたのは 、 少し 広めの

書斎 でした 。

壁には 幾つもの 本が 並び 、 真ん中には 書斎の

机と 椅子が 置いてありました 。

そこには 、 筆ペンが 刺さり、 何やら

書類のような 物が どっさりと 山に なって

積まれていました 。



あなた
ええと、これは……
ニコライ・G
ニコライ・G
そう、これから君にやってもらう仕事は~!!!ここの書斎の管理と本の点検、ある図書館との連絡網確保とその管理!略して……
ニコライ・G
ニコライ・G
書斎嬢の仕事だよ!☆
あなた
しょ、書斎嬢、??
ニコライ・G
ニコライ・G
書斎嬢とは、君の事さ。
ニコライ・G
ニコライ・G
今から、ここにある書斎の全てを君に管理してもらう。それから、このパソコンは君のものだ。受け取ってくれたまえ。
あなた
は、はあ、。
ニコライ・G
ニコライ・G
そして、これはドスくんからのメモと、シグマくんからの紅茶菓子!疲れた時には甘いものが1番!!
ニコライ・G
ニコライ・G
そして、私からは……




そう 言って 、 彼は 私の 右の手を 取り 、

床に 跪いた 。

そうして 、 私が 戸惑う隙 すら ない くらい 速く 、

私の 手の 甲に 口付け を 落とした 。




あなた
…な、!?な、何して……!!!?
ニコライ・G
ニコライ・G
んじゃ、お仕事頑張って☆ハハハッ!



そう 言って 、 ニコライ さんは この部屋を

去って いった 。

あまりの 情報量の 多さに 困惑を 隠せない 私は 、

ただ 、 貰った パソコン を 脇に 挟み 、

自分の 右手を 見つめて いた 。




あなた
……初めて、口付けされたな、
あなた
って、ここの本の管理と、外部連絡網確保、と点検、!?
あなた
やること多くない、!?
あなた
あ、てか、フョードルさんからのメモ、?ってなんだろう、




私は パソコン と 菓子を 机に 置き 、

折りたたまれた メモ を 手に持ち ながら

椅子に 腰掛けた 、

その時 、 何故か 懐かしいような 、 ずっと前から

ここに居たかの ような 、 そんな 感覚 が

私を 襲う 。

が しかし 、 それが 何故なのか 、 はたまた

どういう 意味 なのか は 、 私には 分からなかった 。




あなた
えっと、なになに、
フョードル・D
フョードル・D
メモ
『その書斎は、僕が貴方の為に今日用意したものです。お気に召しましたか?気に入って下さると良いのですが、否、貴方に伝えなくてはならない事があります。僕は今外出故、メモ書きになってしまって本当に申し訳ないです。伝えたいことは2つ。1つ、ここは貴方の部屋であり、貴方の管理する物の1つです。ここには、僕たち以外の誰も入れてはなりません。2つ、僕たちがいない間、絶対にこの階から出ないでください。良いですね?これは、僕と貴方の〝約束〟です。頑張ってください。
by ___ ドストエフスキー 』
あなた
……これじゃあ監禁じゃないですか、笑




その メモには 、 悪意は 無かったが

明らかに 世間から 私を 隠そうとする 行動と 、

この 檻に 閉じ込めるような 深い 〝 ナニカ 〟 が

感じ られた 。

しか し 、 こんなこと を 考えて いる 中 、

私は 確かに 、 ここを 逃げよう 、 や

ここから 出なくては … と言ったような

危機感や 恐ろしさ 、 恐怖 が 全く無かった のは

紛れもない 事実 で ありました 。
















































詐欺師
詐欺師
監禁のような生活が始まってもなお、
詐欺師
詐欺師
貴方はここを逃げようとは
しませんでした。
詐欺師
詐欺師
元からここに居たような〝違和感〟
詐欺師
詐欺師
断片的な〝記憶〟
詐欺師
詐欺師
彼女は一体、何者なのでしょうか?















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