第3話

💚¦彼シャツ
970
2025/05/31 09:53 更新





あなた
 えぇ…予報大外れじゃん… 





今日は晴れると聞いていたのに,とんでもないハズレ具合だ.



大雨の中をなるべくの全速力で走る.

髪の毛や服はもちろん,靴の中にも染み込んでくる.




前の方に彼氏の後ろ姿を発見して声をかけた.




あなた
 ぷりちゃぁん…泣 
ぷりっつ
 うぉ,どしたんあなた 
 傘持っていかなかったん? 
あなた
 だって今日晴れ予報で… 
ぷりっつ
 それは昨日の予報な? 
 日付間違えたってことか笑 
あなた
 えぇ…さいあく… 





あなたの一人称は遠慮したんだけど,風邪をひくからと言いくるめられて,ぷりちゃんの家に上がらせてもらうことになった.




あなた
 おじゃましまーす 
ぷりっつ
 じゃますんなら 
 かえってくださーい 
あなた
 うそですごめんなさーい 





もう恒例となったやり取りに顔を見合わせて笑い,濡れた靴を脱ぐ.




ぷりっつ
 ちょっとまっててなー 
 タオル持ってくるわ 





そういって家の奥の方に消えていく背中を見送り,手持ち無沙汰に見える範囲を観察する.



ぷりっつ
 そんな見ても面白いもんなんか 
 無いで?





さっさと拭けと差し出されたタオルで濡れたところを拭く.




あなた
 ねね,ごめんだけど 
 服貸してもらえない? 
あなた
 濡れてベタつくー 
 気持ち悪いー
ぷりっつ
 仕方ねぇなぁ 
 一旦俺の部屋来い 
あなた
 はぁーーい 





ぷりちゃんの部屋なんて久しぶりだ.



クローゼットを開けて,比較的小さめの服を探してくれた.



ぷりっつ
 多分これが1番小さいから 
 これ着といて
あなた
 助かるー 
 ありがとねっ! 





彼らしい緑色のパーカーを着る.

少しゆるっとした感じはあるが,最近流行りのオーバーサイズってことにすればなかなか着られそうだ.



あなた
 ど ~ ぉ? 
 似合ってるー? 
ぷりっつ
 ……別に…… ///  






その日から,おうちデートでぷりちゃんの服を着せられることが増えた.



あなた
 ほんと分かりやすいなぁ笑 
ぷりっつ
 ん?なに? 
あなた
 なんでもなーい !! 












投稿遅れてすみません 💧

予約投稿出来ていない事に気付けていませんでした…




ゆあさんリクエストありがとうございました 🙇‍♀️💚




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