ね、眠い……
昨日も夜中までゲームをひたすらした。
ボイスチャットまで使って色んな人にコツを
教えて貰って、めちゃくちゃ敵を倒せるようになった
けど、寝不足過ぎて
研磨くんの為に身を滅ぼすのも…
って、ダメじゃん…彼女いるんだった。
重たい体を起こし学校へ
教室へ入ると、いつもの様にスマホを眺めている
プリン頭の君。
心の中で頑張って頑張って留め椅子に座った
『今日あなたちゃん可笑しくない?』
『好き好きアタックないね…』
今日からは我慢しなきゃいけない。
だめ。美佐子ちゃんに悪いもん…
誰か知らないけども……
てか、家にまでお邪魔してるってことはだよ?
え?あんな事やこんな事してる?
え?研磨くんのあの白い手で、あの薄い唇で?
ショート寸前の頭は見事にパンク
先生『なっ、なんだ?!どうした?!』
ギョッとした目で先生はもちろんクラスメイトも
あ、授業始まってたの?
やばい、めちゃくちゃ恥ずかしい…
先生『寝不足か〜?ちゃんと起きとくんだぞー!』
そう言わられると、クラスの子達もクスクスと
笑っていた。
そして研磨くんに目を向けると
口パクで
BA KA
へ?馬鹿って言った?!
驚いた顔もしていたら
クスッと研磨くんは笑った
天使過ぎてしんどい。天使なら私も天国まで導いて
なんて、すぐに好きで満たされていく
えぇ、単純人間ですけど、なにか?
でも、結局それから1週間
研磨くんに愛を叫ばなくなったし
抱き着かなくなった。
叫びたい。抱き着きたい。
無理…そろそろ研磨くん不足
研磨くんは変わらず、黒尾さんに呼ばれ部活へ
『おーい、あなた〜』
この人は山本猛虎。だから虎っち。因みに隣のクラス
小中高まさかの同じで幼なじみって言っていい?
いや、腐れ縁とでも言っておこう
なんで私はこのモヒカンにそんな事を問われなきゃ
いけないんだろうか( ・᷄-・᷅ )
虎っちは「だって?」とオウム返し
え、もしかして研磨くん誰にも言ってない感じ?
え?嘘…私暴露しちゃったあぁああ!!
虎っちは血相かいて「うおおおおお!!!」なんて
言いながら走っていってしまった
体育館へ向かって手を合わせた
▷▶︎▷▶︎NEXT














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!