ドレスに、下着に、ヘアグッズ
女の子の持ち物しか渡されなかった。
下着は一応男物だったけど、、、
もうこのカゴの中からはおさらば
けどこいつらに監視されてる生活は変わらない
変わらず、女として過ごす毎日
一度、こんな生活に嫌気がさして自害しようとした
そしたら、もう死んだはずの両親の顔が浮かんで、、
『〜〜〜家の誇りを失ったか‼︎‼︎‼︎‼︎』
もう曖昧で、自分の本当の名字を思い出せない
でもそう脳内で叫ばれると
志半ばで亡くなったお父様と、
結核で亡くなったお母様の顔が嫌でも浮かぶ
思い出せなくても、誇りを思い出すと
まだ死なないって、嫌でも自分に言い聞かせてしまう
サクマが差し出したのは、ループペンダントだった
いつかあの男に盗られたものだ
移動─────
何がどうなってるか疑うほど大きい屋敷。
こんなところが東京に存在したのか。。
光の宿らない目に、俺が映る。
その瞳は綺麗で、なぜか切なかった
ポツン...........
見た目に反して内装は綺麗で、
暖かい家庭のワンシーンを思い立たせる内装だった。
シンプルだけど白とピンクが可愛い。。
こんなセンスのある部屋、住んで良いのかな
ここでもあの男の呪縛は解けない。
改めて逃げ場はないとひしひしと感じた。
荷解き終わって、、一階に降りて来たけど
広すぎてわからない!!!!
ほとんど使い余している部屋ばかりで、
どこがリビングか分からない、、、
タッ、タッ、タッ
ドシッ
今の人超美形だったな、
俺の、婚約者なのか、、
騙していると思うと
申し訳ないな、
リビングの扉を開けると、
すでに8人のうちの7人である婚約者、ぽい人たちがいた。
、、意外と自由、
──────
と、時が止まった、???
バンッ🚪
さ、さっきのイケメンの人!
っ、あの男、、
俺の味方を減らすつもりか、
バタン🚪












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。