翌日。
学校についたら弁当を忘れた事に気づいた
私がそう咄嗟に言ってしまうと隣の席の友達、
立花りりか、通称りりかが話しかけてきた
お兄ちゃんに連絡したいけど、
“いれいすの初兎”だもんね、忙しいよね...
そう思っていたら、
廊下から先生が呼んできた
「出来た!?」と驚くりりかを背に、
私は校門に向かった
校門に着くと、
案の定お兄ちゃんが待っていた
そう言いながら
お兄ちゃんは私の頭を撫でた
教室に戻ると、
りりかが喋りかけてきた
推しだしね。
良かったどころじゃないよ
その日はりりかと
いつものようにお昼ご飯を食べた
けど、いつもよりお弁当の味は違った。
だってお兄ちゃ...推しが
持ってきてくれた物だから。
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家に帰ると、
お兄ちゃんはまだ帰って居なかった。
「 お兄ちゃん。今何してる? 」
少し待つと既読がついた
「 今ー?いむくんとおるで! 」
うわ、プライベートでも
いむしょー仲良いの尊。
「 そうなんだ! 」
「 いいな〜 」と私が送ると、
お兄ちゃんが衝撃の事を言った
「 あなたの下の名前も来る?今いむくん家やねん! 」












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。