第6話

触れたい。
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2021/07/27 07:19 更新


その後、私達はいろんな所へ行った。

時間が経って朝になったとき、私達は2人で楽しく話ながら静かな砂浜を歩いていた。


その時、疑問が出てきた。


三川 実
そういえば、あなたって何者?
いろ
さぁな。
必ず濁した答えが返ってくる


他にも私は気になることを聞く。

話は得意ではないが、色んなことを聞くときに彼が何者であるかのヒントが得られるかもしれないから。

三川 実
じゃあ、なんで幽霊なのに物に触れれたの?
いろ
さぁな。
これは憶測だが、きっと触れたい。
そう思ったら触れられる。
三川 実
(じゃあ……さっきのは触れたいって思わなくて……?)
少し……いや、とても悲しい。

なぜ、そう感じるのかはよくわからない。だけど触れたいって思われなかったのがただ悲しくて、悲しくて、仕方がない。

そう思うと、涙が出る。


でも、泣き顔なんて見られたくない。

右手で目をぐちゃぐちゃにした。そして彼から離れた場所まで走った。


勝手に期待した。私は馬鹿だ。
いろ
…っ、(違う。触れたいと思った……)
-いろside-


────でも記憶が邪魔をしたんだ。








走る実を追いかけ、抱き締めた。


強く。触れたいって心の底から思い。
抱き締め。包み込んだ



三川 実
……あたた、かい?
いろ
触れたい。











────『実』。君に



全てを明かしてあげたい。

でも、心から君が僕を信用しない限り言わないって誓った。


だから、


いろ
どうして死にたい?
僕に教えて。
自分勝手なのは百も承知。


でも、教えて欲しい。全て


重たいだろうが。辛いだろうが。悲しいだろうが。全てを知りたい。
いろ
全部全部。教えて欲しい。

僕のことも教えよう。

















君が全てを明かすとき、僕は全てを明かす覚悟がつく。

どうか、苦しいだろうが、話してくれ。

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