※今回は奏回です!ガレ様は多分でてこない‥かな?
最近、奏はニーゴ以外の事で、悩みがあった。それは、作業の合間に行く「記憶のセカイ」のガレリアンの距離が、最近近い気がするらしい。別に嫌な訳では無いし、やめて欲しいとも思っていないが、どうしてこんなに気にかけてくれるのか、気になって仕方がないらしい
ニーゴの動画担当の暁山瑞希は、あまり作業が進んでいなさそうだった奏に声をかける
笑われたり、呆れられるのは覚悟で話してみる事にした。
以外と真面目に聞いてくれる瑞希に心底驚きながらも、最近にあったことを言ってみる。
相談しながらも奏の中では一つの説が思い浮かんでいた。それは、ガレリアンが「自分を娘のように思っている説」だった。さっき言った事も、大体そういう感じだとは思っていた。なので、愛されていたとしても家族愛のような物だと思っているのだが…
しばらく瑞希は考えた後、一つの答えを導き出した。
奏は瑞希も自分と同じような答えに行き着くと思っていたのだが…どうやら違うようだった
しばらく瑞希は自分の考えを言っていたが、奏にどう思うか聞いてみた。
奏は少し考えてから、こう答えた。
奏はそう言い、作業を進めるために会話を止めた。
そして瑞希はマイクをオフにし、独り言を呟いていた。
瑞希は決意したように顔を上げ、少し大きな声で言った
ギリセーフ‥!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。