二人が息を呑んでいる時に、ネメシスが発した言葉は…
2人が驚いたのも、無理もない。
だってこれはガレリアンがそれを認めるか、奪われる前に告白するかの二択であり、それは賭けに近い。それに、嘘と来るとばれた時にどうなるのかという危険もある。
だからこれは最終手段であり、危険な賭けなのだ。
しばらくの沈黙の間、二人は不安と…少しの諦めの感情を持ってその光景を見つめていた。言葉は出さずとも、似たような事を考えていた。しかし、その予想は、外れた
ガレリアンはそう言い残しセカイから立ち去った。
2人は脳内で大喜びしていた。
その頃ガレリアンはセカイから出て、奏の部屋に来た。(二人久しぶりだよもう)
奏は唐突に来たガレリアンに対して驚いていた。ガレリアンから現実世界に行く所をみたのは初対面の時以外無く、しかも慌てたような様子で、何があったか分からないようだった。
ガレリアンはそう質問するうちに、大粒の涙が溢れていた。奏を好きだったのに、その架空の相手にとられてしまうんじゃないか。そう考えると、少し辛くなったのかもしれない。だが、奏の返事は
奏は全く分からなかったがいい感じの人…ガレリアン以外に好きな人が居るか、聞かれているんだろうと察し、そう答えた。だって、彼女にとっての好きな人は、ガレリアンなのだから
奏がガレリアンが自分の事を好きだと知っていて、そう聞いた理由は2つあった。
本当に好きなのか確かめたかったというと、好きなら、自分から言って欲しい。とふと思ったからだった。
奏は本当に言われると思っていなくて、顔が真っ赤になってしまった。
それを感じながら奏は思った。「ああ、私はやっぱりこの人が好きなんだ」と。
そしてそれを思った奏は…
そう、口に出していた。その言葉が出た時には自分も驚いたが、自分の本当の気持ちを伝えられて、なんだか嬉しいような気がした。それを聞いてガレリアンは嬉しそうに涙を零しながら、告白の言葉を告げた。
奏は唐突に来た告白だったが、実際、自分も好きだったので、OKした。
こうして、2人は、恋人になった
最後尊死しそうだから文法めちゃくちゃだすまん
次回 season1最終回
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。