第10話

9話
200
2023/11/26 11:56
二人が息を呑んでいる時に、ネメシスが発した言葉は…
ネメシス=スドウ
ネメシス=スドウ
あの子…奏の事だけどさ。あの娘いい感じの人居るよ
ミッシェル=マーロン
ミッシェル=マーロン
(ええええええええ!?)
暁山 瑞希
暁山 瑞希
(んんんんんんんん?)
2人が驚いたのも、無理もない。
だってこれはガレリアンがそれを認めるか、奪われる前に告白するかの二択であり、それは賭けに近い。それに、嘘と来るとばれた時にどうなるのかという危険もある。
だからこれは最終手段であり、危険な賭けなのだ。
ガレリアン=マーロン
ガレリアン=マーロン
な、んだと…
ネメシス=スドウ
ネメシス=スドウ
そうだよ?どうするの?
ミッシェル=マーロン
ミッシェル=マーロン
(こ、これは…)
暁山 瑞希
暁山 瑞希
(ガレさん諦めそう…これは駄目か‥!?)
しばらくの沈黙の間、二人は不安と…少しの諦めの感情を持ってその光景を見つめていた。言葉は出さずとも、似たような事を考えていた。しかし、その予想は、外れた
ガレリアン=マーロン
ガレリアン=マーロン
…セカイから離れて、聞いてくる
ネメシス=スドウ
ネメシス=スドウ
好きにすれば?
ミッシェル=マーロン
ミッシェル=マーロン
(…やったああああああ…!)
暁山 瑞希
暁山 瑞希
(すごいいいいいいい!)
ガレリアンはそう言い残しセカイから立ち去った。
2人は脳内で大喜びしていた。
ネメシス=スドウ
ネメシス=スドウ
はあ…良い展開になるといいけどねえ‥
ミッシェル=マーロン
ミッシェル=マーロン
うまくいくって信じよ!
暁山 瑞希
暁山 瑞希
おー!
その頃ガレリアンはセカイから出て、奏の部屋に来た。(二人久しぶりだよもう)
ガレリアン=マーロン
ガレリアン=マーロン
奏!
宵崎 奏
宵崎 奏
が、ガレリアン!?なんで‥?
奏は唐突に来たガレリアンに対して驚いていた。ガレリアンから現実世界に行く所をみたのは初対面の時以外無く、しかも慌てたような様子で、何があったか分からないようだった。
ガレリアン=マーロン
ガレリアン=マーロン
奏…聞きたい事があるんだが…
宵崎 奏
宵崎 奏
どうしたの?
ガレリアン=マーロン
ガレリアン=マーロン
奏…いい感じの人‥居るのか…?
ガレリアンはそう質問するうちに、大粒の涙が溢れていた。奏を好きだったのに、その架空の相手にとられてしまうんじゃないか。そう考えると、少し辛くなったのかもしれない。だが、奏の返事は
宵崎 奏
宵崎 奏
そんな人、居ないよ?
ガレリアン=マーロン
ガレリアン=マーロン
…えっ?
奏は全く分からなかったがいい感じの人…ガレリアン以外に好きな人が居るか、聞かれているんだろうと察し、そう答えた。だって、彼女にとっての好きな人は、ガレリアンなのだから
宵崎 奏
宵崎 奏
それにしても、何でそんな事、聞いたの?
ガレリアン=マーロン
ガレリアン=マーロン
あっ…えっと…それは…
奏がガレリアンが自分の事を好きだと知っていて、そう聞いた理由は2つあった。
本当に好きなのか確かめたかったというと、好きなら、自分から言って欲しい。とふと思ったからだった。
宵崎 奏
宵崎 奏
それは?
ガレリアン=マーロン
ガレリアン=マーロン
っ…\\奏…君の事が…好きだからだ‥!
宵崎 奏
宵崎 奏
っ!?\\\
奏は本当に言われると思っていなくて、顔が真っ赤になってしまった。
それを感じながら奏は思った。「ああ、私はやっぱりこの人が好きなんだ」と。
そしてそれを思った奏は…
宵崎 奏
宵崎 奏
私…も…ガレリアンが好き…\\\
ガレリアン=マーロン
ガレリアン=マーロン
…!!!
そう、口に出していた。その言葉が出た時には自分も驚いたが、自分の本当の気持ちを伝えられて、なんだか嬉しいような気がした。それを聞いてガレリアンは嬉しそうに涙を零しながら、告白の言葉を告げた。
ガレリアン=マーロン
ガレリアン=マーロン
本当に嬉しい…君が好きだ。…付き合って欲しい‥\\\
宵崎 奏
宵崎 奏
…っ…はい‥\\よろしくお願いします…\\\
奏は唐突に来た告白だったが、実際、自分も好きだったので、OKした。
こうして、2人は、恋人になった
最後尊死しそうだから文法めちゃくちゃだすまん

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