ないこ視点
それからというもの、まろに教えてもらった方法で俺達はゾンビウイルス特効薬を大量生産していった。
ゾンビウイルス特効薬は本当に複雑でこの期間でよく作れたな…って。本当にメンバーのことは誇りに思うって改めて思った。いむはしばらく意味がわからなかったらしく、フリーズしてたけど、それでも6人で楽しく、それでいて真剣に作り続けた。
そして世界人口のほとんどを元に戻すことができる量のゾンビウイルス特効薬を作ることに成功した。
本当にやり切ったなと思う。まあこれから世界中のゾンビを元に戻すんだけどね!
…メンバーが苦しんていたことは俺達が人間に戻った後、全て聞いた。りうら…責任感じてたんだなって。初兎…腹刺されて大変だったんだなって…今でも傷は残ってるし。まろは…自殺しかけたらしいし。アニキはみんなが悲しい中で頑張っていたんだなって。本当に申し訳ない。本当にこのメンバーに出会えてよかったって心の底から思った。
全員、いかに大切なものが近くにあるっていうことが十分にわかった体験だったと思う。怪我が残っちゃった人はいるけど、みんな本当に無事でよかった…
そして、ゾンビウイルス特効薬が完成した日、菜々がこんなものを用意してくれた。どうやら研究所に緊急用に
準備しておいたらしい。
本当にこの子はすごいなと思う。
そして俺達は世界中のゾンビを元に戻していった。自分達が作った薬でたくさんの人が助かるってすごく嬉しいことだし、やりがいがすごかった。お医者さんってこんな気持ちなんだなって思った!
俺達は全てのゾンビをこの世から消すことに成功した。






















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。