小説更新時間: 2024/03/01 22:00

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涙 の 色   。

涙 の 色   。
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裏切り

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虐め

喧嘩

すれ違い

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いま、涙の色を知るその時まで───。
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あなたはどういうときに涙を流しますか?
辛いとき、苦しいとき、悲しいとき、怒っているとき…など様々なときに涙を流すと思います。あなたはどんなときですか?

わたしは失恋したときに涙を流しましたっ…!!とっても、辛かったんですぅ……!

こういう人間ほど気楽なものだ。まるで恋をしたことがあると自慢でもしたいかのように聞こえる言い方をする。本当のちゃんとした涙を流したことがない。だからこんなふうに言える。本当に、呆れる。
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私は涙するものが美しいと思う。でもあくまでそれは見た目で判断してるからだ。私はいつでも、過去でしか生きていない。いつまでもあの時の僕。

私は人の愚痴を聞くのが趣味。
聞く度にこういう考え方があるのかとか思い知れる。この世の残酷さを理解していく。
でもそれに揺るがない精神はみな、持っていない。
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透明なものは綺麗。
光が当たればきらきらと輝ける。
でも透明は全てを見透かせてしまうから、裏切られ感が半端ない。

だからみんな、涙を嫌う。


※悪口・暴力等の要素有り。

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全1話
1,940文字

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