歩いていると 程なくして
たい焼き屋に着いた .
そういうと 万次郎さんは
私の手を離して お財布を出す .
手が自由になったので 私も
お財布を取り出した .
結局 奢ってもらうことになった .
たい焼きの お会計が済むと ,
近くのベンチで 食べることにした .
私達は お互いに
たい焼きを 頬張る .
万次郎さんは どこか
安堵した様な 表情になった .
こんな 浅い会話しかできない .
深い話をしたいとも 思わないけど .
たい焼きを食べ終えた私達は
お土産の たい焼きを買って帰った .
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!