透き通った蒼色の髪に
可憐な容姿を持つ少女 、
天宮こころ 。
彼女は龍と対話ができる
唯一の人間だった 。
実際に数多の龍と
親しくしており 、
稀に助けてくれるほどの
仲の者も居る 。
そして彼女は一体の龍と
共に暮らしている 。
そんな彼女が探すのは 、
本来なら専用の龍舎にいるはずの
鈴の声音で鳴く白銀の鱗を
持つ一体の龍だ 。
そこまで言葉にしたところで
突然彼女の息が詰まる 。
大きな瞳を見開き 、
見つめる先は ___
… 涙ぐんだ声で
自分を呼ぶ 、地面に座り
込んだ一人の少女だった 。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。