第66話

第六十六話 明るい未来を・・・。
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2023/09/19 13:20
それから、私は思ってしまった。
あの日から・・・「何も変わっていないと。」
結局、そうだ。
・・・私は
音宮 雫(おとみや しずく)
音宮 雫(おとみや しずく)
弱い、まま・・・だったんだ。
水本 光 (みずもと ひかり)
水本 光 (みずもと ひかり)
えっ?
・・・し、雫?
何言ってるの?
音宮 雫(おとみや しずく)
音宮 雫(おとみや しずく)
ははは・・・光はいいよね?
「圧倒的な強さ」を持っているし。
私なんて・・・「何も変わってない。」
あの頃から、「一度も。」
知ってたんだ。
・・・雪の足「引っ張っていることも。」
だけど・・・それは「信じたくなかった。」
だから!・・・だから・・・「生きる事を諦めた。」
それで、「みんなが「幸せ」になるのなら。」
私は・・・!
そう言った瞬間、雫の姿が変わる。
水本 光 (みずもと ひかり)
水本 光 (みずもと ひかり)
そ、その姿!?
音宮 雫(おとみや しずく)
音宮 雫(おとみや しずく)
アハハハ!
さぁ・・・遊びましょ?殺しましょ?
完璧に狂った雫。
光は、その光景を・・・「見たことがあるような気がした。」
水本 光 (みずもと ひかり)
水本 光 (みずもと ひかり)
(あれ・・・この光景。どこかで・・・?)
そう思いだしたのは、瞬きする一瞬。
コンマ0.1秒の間だった。
光(幼少期)
あ、あんたなんか!
「神だと、信じるものか!!」
創造神(そうぞうしん)
創造神(そうぞうしん)
そうか・・・すまない。
・・・「さようなら。」
光(幼少期)
グワァァァァァァァァァァァァァァァァ!!?
思い出したのは、幼い頃の自分と・・・「雪。」
あぁ、そうか。
狂ったのは、「狂わされたのは・・・!」
水本 光 (みずもと ひかり)
水本 光 (みずもと ひかり)
わ、たし・・・か。
音宮 雫(おとみや しずく)
音宮 雫(おとみや しずく)
あはは!?
何言ってるの?
水本 光 (みずもと ひかり)
水本 光 (みずもと ひかり)
ううん?
何でも。
でも、今は・・・。
そう言って髪留めを外す。
水本 光 (みずもと ひかり)
水本 光 (みずもと ひかり)
コッチで、相手スルヨ?
・・・「雫?」
音宮 雫(おとみや しずく)
音宮 雫(おとみや しずく)
ハハハ!
楽しいパーティの始まりだ!殺し合い     
二人は戦う。
ソウ・・・「狂った二人は、永遠に。」
その頃のラムネと日愛。
水宮 ラムネ(みずみや らむね)
水宮 ラムネ(みずみや らむね)
どこに行っても・・・闇だらけ。
・・・一体どこに雪がいるの?
歌桜 日愛(かざくら ひあ)
歌桜 日愛(かざくら ひあ)
さぁ・・・でも!進み続けるしかないよ!
水宮 ラムネ(みずみや らむね)
水宮 ラムネ(みずみや らむね)
それもそっか。
そう言って二人は進む。
すると、いきなり背後から、「化け物が襲い掛かった。」
歌桜 日愛(かざくら ひあ)
歌桜 日愛(かざくら ひあ)
うわぁ!?
水宮 ラムネ(みずみや らむね)
水宮 ラムネ(みずみや らむね)
っ!?日愛!
そうして、二人は闇に飲み込まれる。
歌桜 日愛(かざくら ひあ)
歌桜 日愛(かざくら ひあ)
う・・・うーん。ここは?
先に目を覚ましたは・・・日愛だった。
日歌 桜愛(ひか おうあ)
日歌 桜愛(ひか おうあ)
へへへ!やっぱりみんな、優しいね!
歌桜 日愛(かざくら ひあ)
歌桜 日愛(かざくら ひあ)
えっ!?
わ、私にそっくりな人!?
そう言って、その「妖精?」を見た。
水宮 ラムネ(みずみや らむね)
水宮 ラムネ(みずみや らむね)
へぇ?
めっちゃ似てるね。
歌桜 日愛(かざくら ひあ)
歌桜 日愛(かざくら ひあ)
へっ!?
水宮 ラムネ(みずみや らむね)
水宮 ラムネ(みずみや らむね)
ちょ、驚きすぎじゃない!?
てかさ・・・あれ、「日愛の前世」・・・だよね?
そう言って、ラムネは視線を日愛そっくりな少女に目を向ける。
歌桜 日愛(かざくら ひあ)
歌桜 日愛(かざくら ひあ)
あー・・・みたいだね。
うん・・・。
そう曖昧な返事をする日愛。
その感じを見て・・・ラムネは思った。
水宮 ラムネ(みずみや らむね)
水宮 ラムネ(みずみや らむね)
(なんで・・・そんな感じの返事をするの?もしかして・・・!?)
少し思ってしまった。
日愛は妖精で、「基本的永遠の命を持つ。」
その日愛が死んで・・・生まれ変わっているということは。
・・・「一つの可能性しかない。」
水宮 ラムネ(みずみや らむね)
水宮 ラムネ(みずみや らむね)
(でも・・・これを言ってしまったら・・・。)
間違いなく・・・「日愛の精神は崩壊する。」
水宮 ラムネ(みずみや らむね)
水宮 ラムネ(みずみや らむね)
(だったら・・・私にできる事なんて・・・。)
見守る・・・。
それくらいしかできないじゃないか。
日歌 桜愛(ひか おうあ)
日歌 桜愛(ひか おうあ)
さぁってと!
行かなくちゃ!
皆、バイバイ!
と、飛び去って行く少女。
歌桜 日愛(かざくら ひあ)
歌桜 日愛(かざくら ひあ)
あ!行っちゃうよ!
早く行かなくちゃ!
水宮 ラムネ(みずみや らむね)
水宮 ラムネ(みずみや らむね)
あ、うん!
そう言って、二人も走り出した。
・・・これから、待っている「悲劇」を知らないで・・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーきりとりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
作者
作者
はい、どうだったでしょうか?
いや・・・めちゃくちゃ待たせてしまいすみません。
予定が忙しかったり、体調を崩したり・・・スランプ気味だったたりと・・・。
小説を書く時間もやる気も起きませんでした。
本当に、すみません。
あと、この小説「神様と少女」、1840閲覧になりました。
これも、読んでくださる皆様のおかげです。
なるべく早く更新するようにしますので・・・。
これからも、このお話「神様と少女」をよろしくお願いします。
作者
作者
それでは、皆さん。(@^^)/~~~。

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