第14話

次は私の番
91
2018/03/07 14:33
今回はあなたsideです
・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚
7月下旬。コンクールがもう近い。私達はサッカー部の応援が終わってから、とても張り詰めた空気だった。
あなた

( ¯ω¯ )

……い!
おい!
あなた

は、はい!

ww
おまえな、ぼーっとし過ぎでしょ
あなた

コンクールの事考えてたらつい…

学校でぐらい楽しくしろよ!
あなた

う、うん。

そんなコンクールですごいくらい顔してたら俺なんか毎週ずっと暗い顔だぜ?
あなた

そーだね!頑張るわ!

パート練習
あなた

次民衆ー

沙姫
はい!
瑠那
はい!
民衆とは、桜ヶ丘のコンクールの自由曲。
「民衆を導く自由の女神」の事。
あなた

Eからー

カチカチと、メトロノームがなる。それに合わせて、タンギングが大変な所を練習する。
あなた

3rdが音低いからズレてるー

沙姫
はい!
あなた

じゃあ意見なかったら次ー

そして1日が過ぎていく。
そして、本番。
ありがたい事に、会場が学校の隣にあるでっかいホールだった。
トラックは使わずに済みそうだ。
指揮台には、今年から来た顧問の先生が立つ。私たちの意見をしっかり聞いてくれるいい先生だった。
顧問の先生
ロングトーン、
吹奏楽部員
はい!
楽器をあっためるため、最後の調整のため、必死に息を入れる。
相棒のトロンボーンは、私の期待に応えて、いつもよりいい音を出させてくれた。
そして本番。
規定は12分。超えたらそこで失格。
すぐに準備をすませ、構える。
課題曲は、「虹色の未来へ」。トロンボーンの裏打ちからのメロディへの切り替えが勝負だ。
顧問の先生
(指揮で)「1」「2」
一斉にホールに音が響く。最初はゆっくりのテンポ。
そしてテンポが早くなる。
トロンボーンも、それに合わせて早いリズムで裏打ちをする。
あなた

(もう少しだ。)

そしてメロディ。アーテキュレーションがたくさん出てくる。それを息ぴったりでみんなと合わせる。
それがおわったら次は静かな感じで、木管のメロディに入る。
そして次の山。
そこも難なくクリアし、ラストに向かう。
お客さんは、あまりの迫力に呆気に取られている。
そして、課題曲が終わり、自由曲に入る。
民衆を導く自由の女神
最初は木管とグロッケン。
そして金管も加わり明るい感じに。
その後すぐに、まだ迫ってくる感じに。テンポが早くなる。
最初は木管のメロディ。そのあとはトロンボーンが音を響かせる。
そして練習した所。タンギングもちゃんと上手くできた。
そして、美しい感じに変わっていく。
ユーフォニウムのソロ。優しい感じで、ほかの中低音とは違う音だ。枯れた花が咲いていくかのような綺麗な音。
そして木管のソロ。(ここは何かわからなかったので😅by作者)
ユーフォとは違う響き。木管の響き。
そして最後。ハーモニーが綺麗な感じで終わった。
演奏が終わって、舞台から出る時。観客席を見ると、
あなた

(と、とととおる!?)

あなた

(なんでここにいんの?)

😁👍👍
あなた

😱🙏💕

そして、ついに結果が出る、

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