今回はあなたsideです
・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚
7月下旬。コンクールがもう近い。私達はサッカー部の応援が終わってから、とても張り詰めた空気だった。
パート練習
民衆とは、桜ヶ丘のコンクールの自由曲。
「民衆を導く自由の女神」の事。
カチカチと、メトロノームがなる。それに合わせて、タンギングが大変な所を練習する。
そして1日が過ぎていく。
そして、本番。
ありがたい事に、会場が学校の隣にあるでっかいホールだった。
トラックは使わずに済みそうだ。
指揮台には、今年から来た顧問の先生が立つ。私たちの意見をしっかり聞いてくれるいい先生だった。
楽器をあっためるため、最後の調整のため、必死に息を入れる。
相棒のトロンボーンは、私の期待に応えて、いつもよりいい音を出させてくれた。
そして本番。
規定は12分。超えたらそこで失格。
すぐに準備をすませ、構える。
課題曲は、「虹色の未来へ」。トロンボーンの裏打ちからのメロディへの切り替えが勝負だ。
一斉にホールに音が響く。最初はゆっくりのテンポ。
そしてテンポが早くなる。
トロンボーンも、それに合わせて早いリズムで裏打ちをする。
そしてメロディ。アーテキュレーションがたくさん出てくる。それを息ぴったりでみんなと合わせる。
それがおわったら次は静かな感じで、木管のメロディに入る。
そして次の山。
そこも難なくクリアし、ラストに向かう。
お客さんは、あまりの迫力に呆気に取られている。
そして、課題曲が終わり、自由曲に入る。
民衆を導く自由の女神
最初は木管とグロッケン。
そして金管も加わり明るい感じに。
その後すぐに、まだ迫ってくる感じに。テンポが早くなる。
最初は木管のメロディ。そのあとはトロンボーンが音を響かせる。
そして練習した所。タンギングもちゃんと上手くできた。
そして、美しい感じに変わっていく。
ユーフォニウムのソロ。優しい感じで、ほかの中低音とは違う音だ。枯れた花が咲いていくかのような綺麗な音。
そして木管のソロ。(ここは何かわからなかったので😅by作者)
ユーフォとは違う響き。木管の響き。
そして最後。ハーモニーが綺麗な感じで終わった。
演奏が終わって、舞台から出る時。観客席を見ると、
そして、ついに結果が出る、
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!