辺りを見渡していると 、
丁度二つ 、ぽつんと空いている席が
あったので 、
有難く座らせてもらうことにした 。
一つは自分が座り 、もう一つは
取られない様に持っていたポーチを置いた 。
待っている間 、
周りの騒ぐ声で脳内は
支配されていた 。
心操君が戻って来た拍子に 、安心して
涙が出そうになったのを 、咄嗟に我慢した 。
ポーチを椅子から取って 、
机の上に置く 。
そこに心操君が座って 、
持っていたお盆に乗っていた料理が見えた 。
そこから ... 心操君と 、
色々な話をした 。
それで 、色々な事を知れた 。
例えば ... 猫が好き ... とか 、
クマは 、いつも寝ているのにいつの間にか
ついているとか ...
心操君の新しい一面が知れて 、嬉しかった 。
6限が終わり 、後は帰るだけ 。
周りは 、 今日どこに出掛けようか とか 、
一緒に帰る約束だとか ...
正直言って 、羨ましく感じる 。
私は孤独だから 。
でも ... 一人でよかったと 、
感じる事もある 。
手に入れなければ 、
失う事も 、何も無い 。
嘘に踊らされることも 、ない 。
そんな事をグルグル考えて 、
益々憂鬱になる 。
重い瞼をやっとの思いで開けて 、
のろのろと帰る支度を終わらせた 。
急に話し掛けられたので 、
ビックリして言葉が詰まってしまった
私が勢いよく頭を縦に振ると 、
心操君は フッ と笑ってくれた 。
近々出します 。
よければ見てください













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。