心操君に連れられ 、
廊下を歩く 。
私が言った言葉に心操君が返して 、
返された言葉に私と心操君が笑う 。
そんな時間が 、ただただ楽しくて 、
懐かしく思ってしまう 。
ずっと続けばいいな ... なんて 、
私らしくもなく考えた 。
そうこうしている間に 、
食堂に着くと 、人で溢れかえっており 、
急がないと 、座る席すら
無くなってしまいそうだ 。
忘れたはずの記憶が 、
蘇ってくる 。
そういえば ... あの時 、焦凍も
言ってくれたな 。
覚えているのかな 、
あの言葉でね 、私 ... 救われたんだよ 。
大袈裟に思うかもしれない 、
でも ... 私にとっては 、
これ以上ない位 、その言葉が嬉しかった 。
考え込んじゃってた ...
迷惑したかな 、悪い事しちゃったな 、












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。