第4話

♯ 面影の記憶
70
2024/05/30 08:18 更新
心操君に連れられ 、

廊下を歩く 。
あなた
食堂って 、何あるのかな ...
あなた
お茶漬けとか ... あるかな 、
心操
きっとあるんじゃない ?
心操
雄英だし 、食事のラインナップも
豊富そう 、笑
あなた
なにそれ 、笑
私が言った言葉に心操君が返して 、
返された言葉に私と心操君が笑う 。

そんな時間が 、ただただ楽しくて 、
懐かしく思ってしまう 。
ずっと続けばいいな ... なんて 、

私らしくもなく考えた 。
心操
あ ... 着いたぞ 、食堂 。
そうこうしている間に 、
食堂に着くと 、人で溢れかえっており 、

急がないと 、座る席すら
無くなってしまいそうだ 。
あなた
わわ ... 人が 、沢山 ...
心操
うわ ... 
あなた
えと ... これ 、2人共買いに行ってたら
席無くなっちゃうね 、
心操
... じゃあ 、俺が買ってくるから
轟は席取っててくれない ?
あなた
いっ ... いいの ... ?
心操
うん 。お茶漬けでいい ?
あなた
う 、うん ... ごめんね 、
心操
そういう時は 謝罪じゃなくて 、
感謝するもんだろ 。
あなた
... !
あなた
ごめんなさい 、しょ ー と ... 
あなた
あなたの下の名前 のせいで ... 
しょ ー と 、けがしちゃった 、
轟 焦凍
ううん 、 いいんだよ !
ぼくがやりたくてやっただけだから !
轟 焦凍
それにね ... そういう時は 、
「 ごめんね 」じゃなくて 、
「 ありがとう 」って
言うんだよ !
忘れたはずの記憶が 、
蘇ってくる 。

そういえば ... あの時 、焦凍も
言ってくれたな 。

覚えているのかな 、
あの言葉でね 、私 ... 救われたんだよ 。


大袈裟に思うかもしれない 、
でも ... 私にとっては 、

これ以上ない位 、その言葉が嬉しかった 。
心操
... ? 大丈夫か 、轟
あなた
あ っ ... うん 、大 ... 丈夫 、!
考え込んじゃってた ...
迷惑したかな 、悪い事しちゃったな 、
心操
そう ... よかった
じゃあ 、俺行ってくるから
席取っといて
あなた
うん 、!

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