あなたが駆け出した後を追おうとする真人を止める
真人が威張ってる間にあなたの大好物を買った。
バルコニーに壮大とあなた、二人ならんで座ってて…。
悔しいけど美男美女でお似合いカップルみたい。
なんか海でデートしてそう((
さっき膝から崩れ落ちたくせにめっちゃ元気じゃん
あなたが開けてくれるまで暇だからバルコニーの
壮大と、とりあえずじゃんけんして暇つぶしして(?)
がちゃ
あなたが悪いわけじゃないのに、
「ごめん」を言うから、聞きたくなくて遮る。
俺の手元をみて子供みたいに目を輝かせてる。
お嬢さん、格好の雰囲気とあってないですよ…苦笑
お、ちょうど椅子2つしかないじゃん。
どっかり壮大も椅子つかってるし。
そして、俺の膝をぽんぽんと叩く。
…珍しく壮大がおとなしい。
いつもだったら「俺の方来いよー!」とか
言いそうなのに。
壮大は立って自分の椅子を譲った。
壮大の行動が珍しく大人……。
躊躇しながら隣の席に座ろうとするあなたの手首を
つかんで、半強制に俺の膝に座らせた。
やっぱり鋭いな…。
あなたは、恋愛とあなた自身の気持ちには鈍感なのに笑
軽めに彼女の唇に自分の唇を重ねる。
とか壮大が言ってくるから、
こそっと壮大に耳打ちした。
ちょっと強気のTiger Styleで行かないと。
皆に足並み揃えてたら負けちゃう。



















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。