ある日のポートマフィアの一室。
執務室で、森が無理矢理に服を着せようとして、エリスがわぁわぁと逃げる。
そんななかで、一人、ソファに座りペラリペラリと乾いた紙の音が響く
そう言い、呼んでいた本を閉じる。優しげな微笑みを浮かべる。そして紫色の両目は確かに森を真っ直ぐと捉えた。
獣の目。
爛々と輝く、獲物を前にした、静かな夜の支配者の目。
その時に、森は思った。「嗚呼…」そう、相槌とも感嘆とも思えるような声を溢した。
ーー 私は、又もや何て子を拾ってきたのだろうか ーー
太宰がいなくなり、首領の座を…いやこの命を狩られると言う、悪夢の霧は消えかけていた。
しかし安心もできないまま、次は彼女と言う濃霧が辺りを覆った。
宵闇に、彼女の姿が消えて行く。
彼女の足取りは悠々としていて、何処かに楽しむような余裕もある。
微笑みは絶えない。絶やすことなどない。
…しかし路地裏にひとつ入ったところ、彼女の笑みはフッと消えた。
その声は空に溶けていく。
春から夏へ、季節が変わろうとしていた。暑くも寒くもない
『まるで、死ぬ前のような』
…路地を囲むビルの屋上から、不意に声が飛んだ。男の声だ。
はい!こんにちは!主のぽにぃです!夢主のこまかい設定…自己紹介していただきましょう!
それではまた、お会いしましょう。
主の気分しだいであげることになると思いますが申し訳ありません( ノ;_ _)ノ
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スクロールお疲れさまでした!













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!