ドガーン!
とどでかい音を鳴らしてドアを破壊した。
零達は素手なのに対して、マフィアはナイフや銃を持っている。
次々と倒していく。
数分もすれば、軽く数百人はいたマフィアが全員倒れていた。
持っていたスマホでよくわからない画面を捜索する。
すると、「かちゃん」と小さな音がドアの方でなった。
その後三階、四階、五階.......と次々に倒していく。
次々に倒していた.......
だからこそ、10階にたどり着くまでに油断していたのだろう。
マフィアの強さというものに。
由姫は持ち前の身体能力で背後の敵から素早く離れられた。
しかし、天夢歌は避けられなかった。
今の天夢歌は後ろから首締めをされ、ナイフを首スレスレにおかれている状態だった。
ちょっとでも動いたら首にナイフが当たる距離だ。
言葉は続かなかった。
零がマフィアに向けてとてつもない殺気を向けていたからだ。
周りの面々も動けない。
一言一言、圧を感じる。
裏暴走族のメンバーは長年一緒にいたからこそ分かった。
__本気で怒ったときの零を止められるのは、誰もいないと。
瞬き一つした後に見た光景は、天夢歌が首締めから解放され
零が天夢歌を庇うように前にたっていて、
目の前にいるマフィアの息が絶え絶えになっている状態だった。
しばらくの間をおいて近づこうとしたそのとき
天夢歌が珍しく呼び捨てで零の名を叫んだ。
とても重い空気。
そんな空気を無視するかのように
コツン、コツン
と複数の足音がドアから響いた。
何が素晴らしいのだろうか。
”あたたと私の息子”
その言葉だけで誰だかなんて一瞬でわかった。
なんか天夢歌くんがすげぇ可哀想なことになっちゃいました((
すんまそ(
後1話です!






























編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。