ーーーーーーーーー聖地
ひとらんは見張りをしていたすると
1部に強大な気配が固まっていた
入口のドアの前に向けてショッピが
天使の羽を広げた…ショッピは羽を広げる
事が嫌いだったなぜならショッピの羽は
黒なのだ堕天したわけでもない生まれつき
みんなからは汚いなどと罵声を浴びたらしい
でもあなたが
逃げようと羽を広げた
すると
ショッピは泣いた初めて言われた言葉
一番言って欲しかった言葉
だって…天使は羽でランクが決まり
羽だけでなんでも優先事項が変わる天使は
羽を褒めらる事が誇りだ
だけどショッピは褒められた事がなかった
嬉しくて嬉しくて今までの感情が
一気に溢れ出す
その日からショッピはあなたにベタベタ
だったらしい
ぽたぽたと溢れ出す涙は
まるであなたからもらった愛情が
溢れ出すようででもそれだけ愛情が多いと
ショッピくんは思ったらしい
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気づくと泣いていた
あなたさんが名前を読んでくれなくなるかも
あなたさんが俺を分からなくなるかも
あなたがあなたがもう、仲間と思ってくれなくなるかも
でも、あなたさんは皆さんを
思い出したら多分…次は
いや、やめようらしくない
ドン!
ドアがいきよいよく倒れた
ショッピはいきよいよく
ゾム頭を狙って走っていた……
ゾムは体制を崩した
すると…そこにいたのは
ーーーーーーーーー次回
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!