第14話

お前だけは許さん byカナ
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2023/03/12 14:58 更新
どうもお久しぶりです。
投稿してなくてすいません。
コメントくれたらモチベが凄いことになります((殴
それでは本編レッツラゴー★
帰路にやっとつくことができ、安心しきった私。
しかし、考えが甘かった。
ベンディ
あ、カナちゃん!!
水木カナ
急にどうしたんだろうか、と思っていたら衝撃の一言が返ってきた。
ベンディ
今日カナちゃんの家行っていい?
水木カナ
……え!?
思わず体をビクッと跳ねた私。
推しから「家行っていい?」はやばい。
ベンディ
あ、ダメ?
水木カナ
いや、その…
(ウチ絶ッ対尊死する!!)
ゲンガーはこっち見つめて「?」って顔してる。
「なんの話?」みたいな感じ。
ベンディ君はしょぼーんって顔になっちゃってるし。
水木カナ
いやあのね?明日学校だし…
……私何言ってるんだろう、普通に平日とかでも遊ぶ日はあるじゃん。
ベンディ
じゃあ…明日は…?
やめて。
ベンディ
明日金曜日だし…!!
やめて。
ベンディ
ねっ?
そんな目で見つめないで!!
惚れるじゃん!!!(※元々惚れてます)
ベンディ
(あっ…ちょっとしつこかったかな…?)
まぁ明日親いないしいっか。
深夜まで仕事らしいし。

あのマウントママがベンディくんに迷惑かけないといいけど…。
ん?マウントママってなんなのか?説明しよう。
名前の通りマウントを取ってくる近所の子持ちの女である。
ちなみに言ってくる内容は全部、嘘。この前なんかランボルギーニ乗っててドア思いっきり閉められたって言う話をしてたけどランボルギーニ見たことない。見せてって言ったら明らかに動揺してるし…。
とりあえず色々迷ったが悩んだ末でた答えは…。
水木カナ
うん!!いいよ!!
ベンディ
やったぁ!!
っていうわけで金曜日に来ることが決定いたしました。おめでとうございます。
ちょっと遺書書かないとやばいかも。
そう思っていたら聞き覚えのある声が聞こえてきた。
マウントママ
ねぇねぇカナさぁ〜んw
あ、終わった。ダッッッッル!!
ベンディ
(わぁ〜なんかダルそ〜(棒))
私は心底めんどくさそうな顔をしてたんだと思う。
ベンディは気まずそうにしてた。
ゲンガーは状況がよくわからず相変わらず「?」を浮かべてる。
そうするとマウントママは満面の笑みを浮かべ高々と言った。
マウントママ
この前ねぇ〜ウチの息子がTOEICで942点とったのよ
TOEICとは、日本では「国際コミュニケーション英語能力テスト」と言われるもの。
満点は990点で、800点取れたら英語が得意と認識されるぐらいには凄い。

でも実際、マウントママの息子さん、言っちゃ悪いけど英語は得意ではなかったはず。
ベンディ
ねぇ…あの…オバサン…
ベンディは困ったようにそう言った。
マウントママは少し顔を曇らせた。どうやらオバサン呼ばわりされたことにイラッとしたらしい。
ベンディはこう続ける。
ベンディ
TOEICって5点刻みだからさ…942点とかあり得ないよ…
マウントママ
…。
一瞬時が止まった。
しばらく経ったとき、私はランボルギーニのことをチラッと口にしてみた。
それを聞いたベンディはマウントママに疑問をぶつける。
ベンディ
ランボルギーニって電動だからさ…手でドア閉めなくても良くない?
マウントママ
そ、そう!!電動なのに!!思いっきり閉められたのよ!!
ちょっと興奮してマウントママは咄嗟にそう言ったが、ベンディは…。
ベンディ
あー…ごめん!!
ベンディ
電動ってのはウソ!!
口を隠してクスクス笑い始めた。
さすが悪魔…人を弄ぶプロだ…。
(どうでもいいことですがこれの元ネタは2chのイッチとスレ民の会話です。)
マウントママ
な、生意気な子!!今日は失礼するわ!!
自分が不利とわかりそそくさと帰ろうと彼女は後ろを振り向いた。
その姿にベンディはドン引きしていた。
ゲンガーはなぜかニヤニヤしている。

そうするとゲンガーはベンディの背後で影に潜っていった。
どこに行くんだろう、様子を見ていると、マウントママの足を掴む何かが見えた。
マウントママ
ひゃっ!?
それはゲンガーの手だった。
ガシッと勢いよく掴んで、マウントママの前の地面から頭だけを出してジーッとマウントママを見つめた。どうやらイタズラらしい。
マウントママ
イヤァアアア!!
マウントママは叫んだ。
しかし、次の瞬間、私は目を疑った。
思いっきりゲンガーの額をバッグで殴ったのだ。
しかもあろうことかサンズが骨を当ててちょっと怪我した額に。
硬いものがぶつかったような痛々しい音が響いた。
ゲンガーは絆創膏を貼った額を痛がって、鳴き声を出した。
だがこの後マウントママは爆弾発言を発射しやがった。
マウントママ
ざ、ざまぁみなさい!!日頃から悪いことするからよこのお化け!!
正直この発言で私とベンディの顔が曇った。
マウントママは何かあった時そこから話を広げる。
今回も話を広げ始める。
悪い方向へ。
マウントママ
あっこの子そういえば!!噂になってた!!
段々興奮しながらマウントママはベラベラ話し続ける。
マウントママ
確か…人の命を奪う!!そう!!
マウントママ
人々を呪ったり!!あと不幸にさせたり!!
ゲンガーは体を震わせていた。
目にも涙が溜まっている。
マウントママ
この子はね、それで!!
マウントママ
『疫病神』って呼ばれているの!!
そこまで言ってゲンガーはとうとう泣き出した。
ベンディはそれを見てマウントママに怒り始める。
ベンディ
ちょ、ちょっと!?
そんな酷いことよく言えるね!?
マウントママ
別にどうでもいいじゃない
マウントママはヘラヘラ笑いながらとんでもないことを言った。
マウントママ
疫病神なんだから可哀想も何もないわよ
何か、糸が切れたような気がした。
拳を震わせてベンディは言った。
ベンディ
この子は疫病神なんかじゃない…
ベンディ
オバサンは…オバサンは…
ベンディ
相手の気持ちなんか、どうでもいいわけ?
ベンディ
相手の気持ち考えないのって
ベンディ
大人として恥ずかしくないの!?
マウントママは少し怯む。
ベンディは構わず続ける。
ベンディ
それに嘘ばっかついてマウント取ってさ!!
ベンディ
自分の行い一回改めて見たらどうかな!!
言い切ったところで、ベンディはゲンガーに近づいてそっと頭を撫でた。
ゲンガーは涙がちょっと出てたけどニッコリ微笑んだ。
そうするとゲンガーは地面から出て、どっしりベンディの前に立つ。
アニポケで見たような怒った表情をしてマウントママを睨んでいた。
パープル
(あの紫の子ゲンガー…大丈夫かな…)←まだついてきてた
次回へと続く_____

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