あれからもう何年経ったか。もう14歳?かな。ニアとも全然喋んなくなっちゃった。一緒にいても苦しいだけだからいいんだけどさ。
図星だ。マットに突かれるのは癪だが、当たりだ。
ニアが?振った?
何で?なら何でダリアに人形をあげたの?ダリアが好きなんじゃないの?
私はニアの部屋へと駆け出した。
私はニアの部屋の扉を開けた。彼はゆっくりとこちらを向き、私の名前を呼んだ。
ニアは少し拗ねてそう言った。
違う、こんなこと言いたいんじゃない。久しぶりに喋った。嬉しい。好き。そんな気持ちが溢れてきて、何を言っていいのかわからない。
沈黙。
数秒のフリーズ、
私は部屋から駆け出し。そのまま廊下疾走した。怖かった。自分の気持ちがばれているのが。怖かった。振られるんじゃないかと思って。
ここまで来れば来れないだろう。私は後ろを見たまま歩いていたら何かにぶつかった。
メロが?ハウスを?












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。