第33話

  ♡ 025
2,676
2026/02/25 10:29 更新







あなた
  ご、ごめんなさい  
inm
  こ、ちらこそ……  



   さっと同時に手を引っ込めて
   目を逸らす。

   気まずい空気が漂い、正直
   仲良くなりたいなんて思う暇なんてない。




あなた
  えっと……先に…ど、どうぞ  
inm
  ありがと…、  



   なんとかこの気まずい空気を打開するべく
   目の前で手を引っ込めたまま
   私と同じように視線をそらす伊波さんに


   クッキーを先に取ってくれと促した。











   伊波さんが取った後
   私も手を伸ばし、クッキーをつかむ。


   アーモンドクッキーは甘すぎないから
   丁度良くて、とても美味しい。





あなた
  …………  



   口の中で鳴る、サクサクと言う
   咀嚼音と美味しい味に
   舌をとろつかせていると、突然目の前で


   「 ふっ 」と言う堪えたような
   笑い声が聞こえた。







inm
  っ…ん…ふ 笑  



あなた
  ……???  
 



   何か面白いことでもあったのだろうか。

   顔を肘で隠すようにして
   肩を震わせながら笑う伊波さんを怪訝に思いながら
   再びクッキーを口に入れる。








inm
  っ、はは!! 笑  



   2つ目のクッキーが口の中からなくなった時。


   伊波さんが、ついに堪えきれない
   と言ったように大きく吹き出した。





inm
  君、美味しそうに食べ過ぎでしょ… 笑  
あなた
  ………へ?  















夜明
  良ければ是非!🙌💓  

プリ小説オーディオドラマ