「19時、いつものとこで待ってる。」
家に着いてスマホを確認するとアキラくんから連絡が来ていた。
現在時刻は18時5分。
まだ約束まで時間があるからご飯を食べてからツクヨミに行こうと思い、キッチンへ向かう。
冷蔵庫を開けると食材は全然残ってなく、今から食材を買いに行って何か作ってると遅刻してしまう。
仕方が無いので着替えてコンビニに行くことにした。
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コンビニでてきとーにご飯を買い、静かな家で黙々と食べる。
…これ、前に彩葉と食べた時の方が美味しいかった気がする、そんな事を考えながら食べ終える。
約束の時間より早いけど急いで片付けてみんなに会いに行こう。
それでパフェ食べよ。
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夜ご飯をコンビニで済ませたお陰で約束の時間より15分はやく着いた。
いつもの場所に行くと乃依と雷くんはもう来ていたようで、ソファの上で寛いでる。
でもあなたの一人称を呼んだ張本人の姿が見当たらず周りをきょろきょろしていると急に視界が暗くなった。
誰か分かったけど、すぐ答えを言っちゃつまらない。
だからわざと知らないふりをしたら乃依と雷くんもノってきた。
流石にそろそろ可哀想かなと思ったので、目を隠している手を握って下におろし、顔だけ後ろを向ける。
このままだと集まった目的を忘れそうだったので、手を叩いて注目を集める。
3人は「はーい」と軽く返事をして、いつもの定位置に座る。
パフェを用意して、スプーンを手に取ってから、目の前のアキラくんに話しかけた。
アキラくんは真剣な表情でこう答えた。
驚いたからか、それとも元々ツクヨミに味覚が実装されていないからだろうか。
パフェはいつも通り何の味もしなかった。











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。