周辺を探してみたけど全然いない…
その後も何人かの人に聞いてもみんな知らない。って答えるばかり。
ほんとに、どこいっちゃったんだろ。
怪我とかしてないかな…
どこかで倒れちゃってたり…!?
焦燥感がどんどんと押し寄せて、もっと遠くまで探しに行こうとした時…
言われた通りの方に行くと、小さな小屋の影でうずくまって座っているころちゃんがいた。
急いでころちゃんの方に駆け寄ると、ころちゃんは今にも泣きそうな顔をしていた。
そう言って必死に涙を堪えながら、ぎゅっと僕に抱きつくころちゃん。
1人になっちゃって怖くて不安な思いをしたんだろう…。
「怖くない」なんて言いながらも、ポロポロと目から涙こぼすころちゃん。
本人は強がってるつもりなのだろうけど、声は震えているし泣いてるしでまるで説得力はなかった。
やっぱりころちゃんはツンデレですね…
その後、牧場を後にしてから家に帰るまでずっと僕の手を繋いで離さなかったし、家に帰ってきてからも僕の跡をトコトコ着いてきたりしていた。
~夜~
結局ころちゃんは夜になっても小さいままで、僕の隣でテレビを見ている。
ほんとこれ、いつになったら戻るんだろ?
いや、可愛いよ?可愛いんだけど、やっぱりいつものころちゃんがいいなぁ…
なーんて思ったりもして…
そう宣言した数分後…
こくりこくりと眠そうにしているころちゃんにもう一度声をかける
そしてまた数分後…
コテっと何かが僕の腕にのしかかる。
ころちゃんの頭だ。
完全に爆睡するころちゃんが超絶可愛くてこのまま朝までいたいと思う気持ちもあるが、さすがに小さい子をソファーの上で寝かせる訳にも行かないので、そっところちゃんを持ち上げてころちゃんの部屋のベットに下ろそうとした時…
もう天使なんだか悪魔なんだか分からないけどとりあえずうちの子が可愛すぎる()
でも、ころちゃんと寝て潰しちゃったりしないかな…
なんかもういろいろ怖いんですけど…
ころちゃんに催促されてベットに入る。
するところちゃんがぎゅっと僕に抱きついて顔をスリスリとする
まって天使だ
天使すぎる
抱きつく+お顔スリスリ+るぅーちゃんだぁいすき
こりゃあもう…ダメですよ…
可愛さのトリプルパンチ…
そしてそのまますやすやと眠るころちゃんを見ながら、僕は可愛さに溺れてしばらく寝付けなかった。
~次の日~
朝、目が覚めると目の前にはいつも通りに戻ったころちゃんの姿があった。
相変わらず僕に抱きついたまんまで、僕の胸に顔を埋めて寝ている。
こんな光景滅多にない…
起こさないようにそっとスマホを取り出してパシャリ。
これ、ホーム画面にしよっかな。
あ、でも、バレたらころちゃんに「消して!!!」ってすんごい怒られそう…。
なんて考えながらも、目の前の元に戻った愛おしい君の姿に一安心する。
ころちゃんのサラサラした髪を撫でながらそう呟く
とろんとした寝起きの目にふわふわした喋り方
あぁ、やっぱりこの姿の君が一番可愛い。
顔を真っ赤にしながら全否定するころちゃん
おそらく昨日の記憶は全部ないのだろう。
少し残念…
最終的には、週に1回程度は一緒に寝るようになりました。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!