第30話

幼児化!?💙②
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2023/09/05 14:52 更新


電車とバスを使って1時間くらいで到着した牧場は思ったよりも広くて、テーマパーク感あふれる動物園のようなところだった。


家族連れもそれなりに訪れていてテレビの影響もあるのか賑わっている。





ころん
おうまさん!!のりたいっ!!✨
るぅと
分かってますよw
迷子にならないようにおてて、繋ぎましょっか
ころん
うんっ!


なんて素直なんでしょう。


ふだんのころちゃんなら

「えー、手繋ぐの…?僕だって子供じゃないんだし…」

なんて言って繋いでくれないからなぁ…。


なんであんなにツンデレになってしまったんだろうか…
モブ
乗馬やっていきませんか~?
るぅと
あっ、子供1人お願いできますか?
モブ
すみません💦
小さいお子様は大人の方と一緒に乗っていただく形になるんですけど…
ころん
おうまさん…ひとりじゃのれないのっ…?
るぅと
うーん、まだころちゃんはちっちゃいからなぁ…
うるうるとした目で訴えかけるころちゃんにグサリと胸が痛む。
モブ
ねぇねぇぼく、
ころん
モブ
お馬さんが、もし、嫌だよー!って暴れちゃった時に、僕一人だと怪我しちゃうかもしれないのね?
お馬さんも痛い思いしちゃうし、僕だって痛いの嫌でしょ?
ころん
うん…
モブ
だから、お父さんと一緒に乗って、もしなんかあったらお父さんに守ってもらおう?
るぅと
お、おとっ…!?
ころん
…うんっ!わかった!!
モブ
うん!じゃあちょっと順番待っててね~
ころん
はーいっ!
るぅと
お…お父さん……
ころん
るぅーちゃん!
るぅと
へっ!?
ころん
楽しみだね!!
るぅと
あ、う、、うん…


お父さん…?


周りからしたら僕ところちゃんは親子ってこと…!?

「お父さん」って呼ばれた事の衝撃が大きく、僕はしばらくフリーズしたまま乗馬の順番を待っていた。




その後、ころちゃんは乗馬をめいっぱい楽しんでテンションがあがったのか「他のどうぶつさんも見る!!」と言って牧場にいる動物達を見て回ることになった。






ころん
るぅーちゃんみてみて!!
やぎさん!!!
るぅと
お~…やぎさんだね~!!
ころん
それで次は…!!
るぅと
こ、ころちゃん、ちょっと…休憩しませんか?
ころん
えーっ…まだ見たいのに…
るぅと
ちょっとだけ!
お水飲んだりしよ?
ころん
…わかった。

何とかころちゃんを日陰のベンチに座らせて水分を取らせる。


その間は僕もとなりでほっと一息休憩。



好奇心旺盛で遊び盛りの疲れを知らないころちゃんと、僕では圧倒的に体力が違いすぎる…



20代のころちゃんでもだいぶ元気なんだから、子供の今なんてほんとに体力おばけだ…。


ころちゃんのお母さん…よく面倒見たなぁ…。


頭が上がらないよ…。

ちっちゃい子ってほんと怖い((




…さて、そろそろ休憩もできたし、時間も午後3時。



るぅと
ころちゃん、そろそろおやつ…
るぅと
あれ…




僕の隣にいたはずのころちゃんがいなくなってる…
るぅと
ころちゃん!?ころちゃん!!!!


読んでも周りを見渡してもどこにもいない。






僕は急いでころちゃんを探し始めた。

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