
ピエロ
あ〜、この仕事って疲れるなぁ。
僕はボロボロの椅子に腰掛け、ため息を吐く。

ピエロ
大体、代わりはいくらだっているってのに──。

ピエロ
…まぁ、それこそ、選ばれたものには責任が生じるんだけどね。
僕はそう言って入り口を横目で見た。
そこには、高校生くらいの男が立っていた。

ピエロ
びっくりしたなぁ。いつからいたんだい?

男
君が口を開き始めた時から。

ピエロ
うわ、最初からじゃないか。言ってくれよな。それはそうとして、君はどうしてここに来たんだい?
僕がそっと問いかけると、男は震えながらゆっくりと口を開いた。

男
──俺って、楽してるだけなのか?

ピエロ
──ふぅん。どうしてそう思うんだい?

男
俺の周り、凄い奴ばっかいんだよ。

男
友達は、学級委員長やってて、またもう1人は生徒会やってる。

男
他にも、クラス仕切ってるやついたり勉強めっちゃできる奴いたり──。

男
ある日、友達が言ったんだ。

男
「お前、楽し過ぎじゃない?」って──。
男の指が震えた。
顔が赤くなって、息が荒くなって。

男
周りはこんな頑張ってんのに、お前はそれを見てばっかだって、お前は楽な傍観者でいいよなって。

男
そんなの、お前らが選んでやっただけじゃんかっ!!どうせお前らの代わりなんて、いくらでもいんだよっ!!

ピエロ
ちょっと、落ち着いて。
僕は男の肩を掴んで、深呼吸をさせた。
そして、ステージに立ち、男に呼びかけた。

ピエロ
それじゃあ──そんな君に、とっておきのショーの開演だ!

ピエロ
あるところに、もういい年の、男の子がいました。

ピエロ
その男の子の周りには、自然と良い役割を持った人がたくさん集まっていました。

男
…これ、俺?
ピエロ
ある日、みんなでお祭りのお仕事をすることとなりました。

ピエロ
もちろん男の子の周りはみんな特別な役割に属しています。

ピエロ
男の子の周りにいる1人が叫びました。

ピエロ
どうしてお前は楽してばかりいるんだ、楽な傍観者め、と。

ピエロ
男は理解できません。楽だからと言って、何もしていない訳ではない。見ているものにも責任はあります。

ピエロ
たとえ、その人の仕事が間違っていたら?それを確認するのに、傍観者はいます。

ピエロ
ほら、デスゲームの傍観者だって、そうでしょう?

ピエロ
男は皆に訴え、それを理解してもらうことができました。

ピエロ
そして、男は皆んなと支え合いながら、お祭りを成功させることができました。

ピエロ
どう?元気出た?

男
なんか、俺色々勇気湧いて来たかも!ありがとう、俺、行ってくる!!

ピエロ
ふふ、いってらっしゃい。
僕はそっと観客席に何かを置いた。
厳しい表情でステージを見つめる、傍観者を。

ありがとうございます♪
これを早く投稿したくて意味不明な文が出来上がってしまいました…。すいません。
いいねして作者を応援しましょう!
第7話 過去見る自分
スポットライトでみんなに広めよう!
累計1回当てられています! (匿名を含む)
web版でスポットライトを当てる
「スポットライトを当てて読む」を押すと動画が再生された後にスポットライト限定チャプターに遷移します。
0/0
スポットライトを当てるだけ!
小説をたくさんの読者に届ける方法とは?
keyboard_arrow_down
スポットライトを当てるだけ!
小説をたくさんの読者に届ける方法とは?
「スポットライト機能」は好きな小説をたくさんの読者に広めたり、作家に応援の気持ちを伝えられる機能です!
- 1
小説にスポットライトを当てる
「小説にスポットライトを当てる」ボタンを押そう!
あなたの好きな小説や、自分が書いた小説にもスポットライトを当てられます。
- 60分につき3回までスポットライトを当てることができます。
- 「名前をひみつにする」にチェックを入れて当てると、スポットライトユーザー一覧に名前が掲載されません。
- 2
スポットライト小説枠に掲載される
スポットライトを当てた小説は、以下の場所にあるスポットライト小説枠に掲載されます!
- 検索ポータルページ
- 小説詳細ページ下部
- チャプターページ下部

- スポットライト小説枠に掲載される小説は、ユーザーごとの好みに合わせて表示されます。
- 3
たくさんの人に読んでもらえる
好きな小説や自分が書いた小説にスポットライトを当てて、たくさんの人に読んでもらおう。
応援の気持ちを伝える手段としても使えます!
スポットライトユーザーランキング
いまなら1位になれるチャンス!
上のボタンからスポットライトを当ててみよう!

- 1
− - 2
− - 3
−
関連するスポットライト小説
コンテスト受賞作品
もっと見るショートドラマ&アニメーション原案募集コンテスト







編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!