第3話

勝手すぎる
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2019/01/24 07:08
気がつけばジョンウは勝手に私の鞄を持ってきて、片付けを始めた。
あなた

待って、これまだ使うよ!

ジョンウ
あ、そっか。ごめん。
気弱な彼の声。

私の怒りように彼も懲りたのだろう。ジョンウは私の手伝いを始めた。
ジョンウ
僕も手伝ったら、あなたも早く帰れる?
と私に訊くので、ほとんど反射的に、
あなた

うん。

と返事をした。

そんなことを言われたら急ぐしかないと思い、ジョンウと準備を進める。

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