青side
…この頃は楽しかったな
さとみくんが好きで、
さとみくんといると楽しくて、
さとみくんしか見えなかったぐらい。
ずっと一緒に居たいって思えた。
でもー。
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今日が何の日か覚えてないのかなッ…?、
今日は僕たちの記念日だよッ
…どうせ僕のこともう飽きちゃったんだ。
僕は愛想が無いから、可愛くないから。
僕のせいだ。
前からさとみくんが冷たくなっちゃったのは…。
僕のせいだ。
ガチャッ
…買ってこないとな、
フラッ
薬も、買ってこないと。
おぼつかない足で僕は店に向かった。
その前にー。
薬局でも寄って薬を…。
見覚えのある桃色の頭が目に入った。
声をかけようとしたところでー。
ー言葉が詰まった。
桃色の髪の毛をした僕の大好きな人の隣には。
ー赤色の髪の毛をした可愛らしい子が居たから。
莉犬くんは僕の友達。
それに加えてさとみくん、なーくん、ジェルくん、るぅとくんも
6人で“すとぷり”として。
僕との記念日なのにッ、どうして…?
さとみくんッ、?
どうして、莉犬君と…?
あの優しい笑顔は僕だけしか知らないって思ってた
自然と独占欲がッ、…。
頭…撫でてるッ。
どうして?、どうしてなのッ?
大丈夫かッ…頭撫でるくらいッ、
友達でも…。
なのに、どうしてこんなに胸が痛いんだろ…
とにかくその場から離れたくて。
うやむやに足を動かした
ズキズキと頭が痛い。
だけど
ーそれよりも胸が痛かった。
冷たくて。
生きてないみたい。
何も考えられなかった。
ただ僕は見捨てられたって言う事だけが分かっていた
心臓が、痛い…
気持ち悪いッ、
体の内側がグルグルする…ッ
何…これ?
精神安定剤…?
そのまま僕は会計を済ませた
風邪薬と精神安定剤を。
帰ろうッ。すぐに。
ご飯なんてどうでも良かった。
欲しい、薬を飲みたい。
痛いッ痛い。
どうしてこんなに胸が痛いのッ…?















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!