第11話

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2026/04/13 12:27 更新
 中也がポートマフィアに来て一週間が経った。
 向かい合って立つ彼とあたしの間にピリついた空気が流れる。彼もあたしも素手ではあるものの、互いに本気で戦えば無傷では済まないだろう。

 先に動いたのは彼だった。

 ギリギリで避けて尚、風圧を強く感じる蹴り。
 多分異能で速さと重さを上乗せしているんだろう、器用なことだ。
 一回、二回、三回。
 次々に放たれる蹴りをなんとか避け続けてはいるが、あたしの方が体力は劣っているからこのままだと押し負けるのは確実だろう。

 ──それなら。
 わざと、蹴りを受け止めた。響く衝撃に腕が痺れるけれど、このくらいなら特に問題ない。

 掴んだ脚をぐいと引き、バランスを崩したところに拳を──。
あなたの妹の名前
──はい、ここまで
 脚をぱっと放す。そのまま転んだ中也に文句を言われたが
スルーした。
 そう、戦闘訓練である。ただし、出来るだけ怪我しなければ異能だろうと武器使用だろうと何でもありの。
あなたの妹の名前
よっしゃ、あたしの50連勝目~!
 ふふん、と笑って中也を見る。くしゃくしゃと頭を掻きながら立ち上がった中也は悔しそうな顔であたしを見た。
中原中也
……チッ、また負けた……
あなたの妹の名前
中也、手を使ってないじゃん。
その舐めプ止めればいい線行くと思うよ?
中原中也
そう言う水華だって異能使ってないだろ
あなたの妹の名前
あはっ、バレたか
 ……茶化したけれど、彼のそれが悪癖であることは間違いない。
 だってあたしは、ピンチの時は格下相手だろうと
異能を出し惜しみなんてしない。負けたくないから。
 もし中也と接戦になれば、あたしは絶対に異能だって使う。
 このままじゃいずれ、彼は取り返しの付かない局面で負けるのではないかと少しだけ怖かった。
中原中也
そう言えば今日はこの後任務じゃなかったか?
あなたの妹の名前
あっやべ。
もうすぐ時間だ
あなたの妹の名前
行こうか、中也。
戦闘になるかも。
──気、緩めないでね
中原中也
……?
ああ
作者
お久しぶりです、
まじでお久しぶりです……
作者
今回、
試験的に改行増やしてます
(×ましたが、アンケート結果+自分の好みで結局戻しました)
作者
読みにくい文体かもしれませんが、何卒よろしくお願いします。アドバイス待ってます

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