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第1話

360
2024/05/04 13:19 更新
rd、peの幼少期捏造あり
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桜の樹の下には死体が埋まっている
rd
なぁ
rd
おい
pe
ん、、
rd
起きろって
rd
もう放課後だぞ
pe
うん、、、、起きる起きる
pe
起きるから
授業終了のチャイムがなって、空に赤が混じる頃、僕は夢の中から叩き起こされる。
rd
お前最近ちょっと寝すぎじゃね?
pe
そうかな
rd
ゲームのやり過ぎは良くないんだぞ〜
ぺいんとくんだめなんだ〜
pe
らっだぁうるさい
rd
んふ、図星?
ニタリと笑う彼の脛をける。
声にならない悲鳴を上げしゃがみこんだ彼に、やっと静かになった、と思いながらあたりを見回す。クラスメイトは誰一人おらず、聞こえるのは運動部の練習音だけだった。
pe
えほんとに誰もいないじゃん
rd
だからいっただろ、俺すげー起こしてたんだけど
pe
へへ、ごめんごめん
長く深いため息をつく彼の横で、最近の自分のことを考える。
最近の自分の寝不足は先生の目にとまるほどにもなってきている。怖いと噂の先生に見つかったらただでは済まされないだろう。
やはり夜ふかしはだめだ。絶対に。
rd
ほら、もう帰るぞ
pe
えぇ〜〜〜〜〜
rd
俺ら中三だぞ?受験勉強しなきゃじゃん
受験勉強、その言葉に頭が痛くなる。この年になると先生や親から出てくるこの単語は、自分にとってあまりいい印象ではなかった。
もちろん大切な時期であることは理解しているのだが、まだ進級したばかりの、桜が生き生きと舞うこの季節だ。

まだ意識しなくても問題はないだろう、と思う。
でもあいつは違うのだろう。
彼は県内でも一番を誇る高校に進学するらしい。
優しく真面目な彼にふさわしい進路だと思う。進学してもこれからも仲良くしてくれるだろうか。
そう考えながらあいつをみていると、

ふと目があって、


rd
なに?どうかした?
pe
pe
いや
rd
rd
まぁいいか、ほら、早く行くぞ
pe
うん
あいつの青い目に、

その目に、ほんの少しの諦めと、絶望が見えたのは、気のせいだろうか。

赤く染まった廊下を二人で駆け抜けていく。
あいつの後ろをついていくように走っていく。
あの諦めと絶望は、すぐに瞳の奥に隠れるように消えてしまった。

少し距離のある背中を見つめる。
なんとなく、声をかけなければならない気がして。
pe
なぁ、らっだぁ
rd
どうした?
あいつが振り向く。
海のような目がこちらを向く。
rd
どうしたんだよ、なんか今日おかしいぞ?
こっちを向いた海は、あまりにもいつもどうりだった。
なにもない。
少し走りすぎたのか、心臓の音が速く、強く聞こえる。
何も言わない俺を心配に思ったのか、らっだぁが近づいてくる。
pe
いや、なんもない
強いて言うなら大きなハエが周りとんでるだけだから、気にしないで
rd
は?おま、ふざけんな
早く言えよ!
pe
ふはは!
さっきのは気のせいかもしれない。
笑いながらそう思った。

それよりも今は、怒り狂う彼から逃げることを優先しなければならない。


そう考えて、地面をける足に力を入れる。

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