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第10話

初めてのでーと
378
2025/09/16 14:36 更新
本当にお久しぶりです。
天猫です。
今回とんでもなく長いですよ!!
ご覚悟してください!!!!!!!!!
では、どうぞ!!!!
結亜
結亜
ふんふふーん
私は今、服を選ぶのに悩んでいるの
結亜
結亜
ふふっ、
私は好きなあの人顔が思い浮かぶ
さかのぼること、昨日になると
私は今、絢香ちゃんとお昼ご飯を食べているの
結亜
結亜
あの、絢香ちゃんに、ご報告が、あります
綾香
綾香
本当に遅いわよ
結亜
結亜
……あの、まだなにも言ってないんだけど……
綾香
綾香
四季くんと付き合った、でしょ?
結亜
結亜
ええ!?何となく察したけど、なんで知ってるの?
そう、大好きなあの人、その人は橘四季くん。
料理が得意で優しい男の子だよ。
将来は映画俳優になりたいんだって!
私は当時、その四季くんを推しとして接していたのだけれど、いつの間にか1人の男の子として好きになっていたんだ
それだけじゃないの!

なんと、その四季くんと、両思いになり、晴れてお付き合いしているの!!

だから、四季くんは私の彼氏なんだ
綾香
綾香
2人を客観視してる私から見たら、両思いなの丸わかりよ
結亜
結亜
……うう、は、恥ずかしい
綾香
綾香
でも、良かったわね
結亜
結亜
うん!
結亜
結亜
今でも両思いだなんて、本当に信じれないよ……
綾香
綾香
もう、とっても幸せそうな顔しちゃって〜!
結亜
結亜
ほぇー
そう言って私のほっぺを両頬掴み、揉み始めた
綾香
綾香
絶対幸せになりなさいよ
結亜
結亜
ふぁ、ふぁい!
綾香
綾香
よし!
絢香ちゃんが手を引いて私のほっぺは解放される
綾香
綾香
それで?四季くんとかどのぐらい発展してるの?
結亜
結亜
……え?
綾香
綾香
付き合ったの1週間前とかじゃないの?
結亜
結亜
な、なぁなぁなんでそれを?
綾香
綾香
だって、四季くんが好きだって自覚した時に告白しそうな感じだったし、
結亜
結亜
う、
綾香
綾香
結亜のことだから、恥ずかしいとかで1週間は報告するのかかりそうだし
結亜
結亜
……ぐうの寝も出ません
綾香
綾香
知ってる
綾香
綾香
それでそれで?発展は?
結亜
結亜
うーん、特に、ないか、な?
綾香
綾香
えー?結亜と四季くんならもうキスとかしてもおかしくないとか思ってたけど
結亜
結亜
え、ええ!?(き、キスぅぅぅぅ!!??)
綾香
綾香
でも、そうねぇ、逆に結亜の心の準備を考えて待ってるって事も考えられるわね
結亜
結亜
う、うん?
綾香
綾香
手は握ってないの?
結亜
結亜
て、手?手は、まだ、ない
恥ずかしすぎて声がどんどん小さくなってしまう
そんな私を見た絢香ちゃんはふふっと吹き出した
綾香
綾香
これは、乙女の顔ね、四季くん、これから嫉妬の嵐になるわね
結亜
結亜
え、え?今なんて?
綾香
綾香
んー?何にも言ってないわよ
そう言って絢香ちゃんは綺麗な卵焼きを口に含んだ
私の卵焼きは、見た目が素朴でいまいちなの
でも、味は負けてないし、絢香ちゃんだって、四季くんたちだって美味しいって言ってくれる!
結亜
結亜
(……四季、くんかぁ)
当時の私は、四季くんが彼氏だなんて考えたことがなかった。
憧れは、憧れだったから
だから、とても不思議な気持ちなんだ
お昼ご飯を食べ終え、お互い教室に戻り、私は午後の授業の準備を始めた
結亜
結亜
………ん?
そうして準備をしている時、机の中に何か入っているのを見つけた
結亜
結亜
……っ!こ、これ、
これは、四季くんの文字が書いてあるメモだった
『今度、一緒で出かけたい。二人で』
ドキドキと、心臓が忙しくなり始めた
いつもは、行かない?とか良ければ、みたいに遠慮がちで聞いてきてくれてたんだけど、
こんなに素直に書いてくれて、いつもよりギャップが凄い
改めて四季くんは私の彼氏なんだと実感をする
結亜
結亜
……あ!四季くんに返事しなきゃ、
そう思った時には、既に遅く、
残りあまり時間が無い状態になってしまった
結亜
結亜
(……四季くんなら、待っていてくれる、かな?)
結亜
結亜
(いや、でも!)
私だって、四季くんが大好きだ。
今すぐにでも返事をしたい
そう思っていても、社会の授業が始まってしまった
四季
四季
…………
幸い、クラスは一緒で席もそこそこ近い
だけれど問題がひとつをあるの
結亜
結亜
(どうやって渡すか、なんだよねぇ)
四季くんは、本当に有名なアイドルユニットで、もちろんこの学校にも、ファンは大勢いるの
だから家がお隣同士の私は風当たりが強いのだけれど…………
結亜
結亜
(ここの距離じゃあ、分かっちゃうよなぁ)
しかも、私と四季くんが付き合ってるなんて知られたら何をされるのか、本気で分からない
しかもそれだけじゃない。四季くんにまで迷惑をかけてしまう
結亜
結亜
(既に書き終わってるけど、どうしたら……)



そうやって真剣に悩んでいる時、
先生
おっと、みんな悪い。先生プリント忘れてきた。少し待っていてな
そうして先生は教室を飛び出して出ていってしまった
先生が教室から出て言った瞬間、教室がガヤガヤと賑やかになった
もちろん、四季くんも男子に囲まれて、話しているけど、少しソワソワしているようにも見えたの
結亜
結亜
(我慢してるんだろうけど、気になってるんだよ、ね…)
私も早く渡したい。そんな時、いい考えが思いついた
私はこっそり四季くんの様子を確認して、男子達が四季くんから離れた、
その瞬間私は立ち上がって、四季くんのいる机の横を素通りしてノートを取り出すフリをした
結亜
結亜
(よし!!!!このメモ書きは四季くんの手元に渡せた)
そう、素通りするさい、私はこっそり四季くんの机にあのメモ書きを置いたの
四季
四季
……っあ、
四季くんは紙を開いて内容を確認し始めた
結亜
結亜
(今更だけど、ドキドキするなぁ、)
私が書いた内容は、シンプルにこう書いたの
『私も行きたい。今日、二人でお出かけしよう』
私がチラチラ四季くんを見ていたから、四季くんと目がバッチリあったの
結亜
結亜
っ!
四季くんは、愛おしそうに、嬉しそうに、見たこともないような幸せそうな顔で、微笑んでくれたの
結亜
結亜
………きれい
私は思わずそう呟いてしまい、しまったと口を手で抑えるけれど、誰にも聞かれてなかったみたいだった
結亜
結亜
っ、ふふ
私は直ぐに、微笑み直したんだ

すぐに気づいちゃったんだ
だって、この笑顔は、彼女だけの、私だけの特権だからって
そうして今に至るの
結亜
結亜
ん〜、ダメだ!絢香ちゃんに聞こう!
私のセンスの無さに概念し、即絢香ちゃんにメールをした
そうしたらすぐに返信がきて、電話をするとなったので、すぐに電話をかけた
綾香
綾香
『もしもし結亜〜?』
結亜
結亜
あ、絢香ちゃん!お、おはよう!!
結亜
結亜
き、今日は、よろしくお願いします!!
綾香
綾香
『はあ、そんなに緊張しなくていいわよ。それじゃあビデオにして?』
絢香先生には、事前にデート用のオシャレと伝えて置いたので、デートとして可愛らしい服装を組み立ててくれた
綾香
綾香
……うん。これがいいわ
結亜
結亜
……すごい、
絢香ちゃんが選んだのは、
白いワンピースに、フリルの軽い素材の上着、そして持ち物は編みかごみたいなバッグ(使う事があまりないって思ってたよっ!)
ネックレスは水色のウミガメの形がぶら下がっており、サンダルは、白いの、シンプルなもの
使わないで溜めていた綺麗なオシャレ着が、ここで着ることになると思うとワクワクする
綾香
綾香
『ふふん、そうでしょ?』
綾香
綾香
『日焼け止めクリームも忘れずにね?それじゃあ、デート楽しんで。』
そうして電話を切って、私は引っ張り出した洋服達を片付けたの
結亜
結亜
ふふ、楽しみだなあ
私がフンフンで片付けをしているとき、ドアでコンコンとノックが聞こえたの
結亜
結亜
はーい?
ママ
ママ
結亜ー?
来たのはお母さんだった
ママ
ママ
結亜、今日だけどね、夜ご飯までも帰って行けないかもしれないから、冷蔵庫にあるカレーを……ってあら?
ママ
ママ
どうしたのこの服?どこかに出かけるの?
結亜
結亜
あ、うん。そうなの……
結亜
結亜
…………四季くんと
私は絞り出すような声でそう言った
ママ
ママ
……ふふっ、もしかして、付き合ったの?
結亜
結亜
!!???
結亜
結亜
な、なんで、しって、?
恥ずかしくて、お母さんにも伝えられなかったけど、なんで!!??
ママ
ママ
分かるわよ〜、まず、四季くんも、結亜も二人とも好きなんだろうなって気がついていたわよ
結亜
結亜
ええ!?
衝撃の告白に驚きを隠せず、口があんぐりも空いてしまう
ママ
ママ
しかも、今の結亜とってもオシャレして、服も色々出してるから、デートでしょう?
ママ
ママ
懐かしいわねぇ、
ママ
ママ
私も初めはこんな感じだったもの
お母さんはとっても懐かしそうに上を向いて、私は恥ずかしさで下を向いた
は、恥ずかしすぎるっ
ママ
ママ
あ、それじゃあ、四季くんのために、おめかししましょう?
結亜
結亜
え!?
ママ
ママ
お化粧道具持ってきちゃうわね?
そうしてママはルンルンで私の部屋から出ていってしまう
ママがお化粧をしてくれるなんて、
初めてだ!
お化粧道具を持ってきたお母さんは、まず最初にこれ。とあるものを差し出された
結亜
結亜
あ!日焼け止めクリーム!
ママ
ママ
そうよ、これを、顔や腕、足も全部塗ってね
結亜
結亜
えっと。でもママのでしょ?自分のもあるよ??
ママ
ママ
ふふっ、この日焼け止めね、実はトーンアップっていってね、肌が明るく見えるし、これは血色感アップのやつでね、肌の調子をよくしてくれるのよ
結亜
結亜
へえ
日焼け止めクリームにも、色々あるんだぁ
結亜
結亜
これ、化粧するのに塗ってもいいの?
ママ
ママ
そうよ。わざわざぬるのよ。
そうして私はくまなく、露出の部分は全て塗ったんだ
ママ
ママ
ここで、大人は下地とか、ファンデーションとか色々塗るんだけど……
ママ
ママ
結亜は肌がとてもいいから大丈夫。
結亜
結亜
え?そ、そうかな?
ママ
ママ
ええ。下手に塗っちゃうとね、将来荒れやすくなっちゃうからね
ママ
ママ
お顔に影とハイライト、アイシャドウとアイライナー、口紅で結亜は大丈夫よ
結亜
結亜
う、うん
ところどころ知らないメイク単語が出てきて頭に?マークが浮かんだけれど、スルーしてママに任せたんだ
10分後……
ママ
ママ
はいっ!可愛いわよ。結亜
そうして鏡を見てみると……
結亜
結亜
わあ!
瞼が華やかで、少し華やかな女の子が、鏡に映っていたの
結亜
結亜
すごい!
結亜
結亜
ママはなんでも出来るねぇ
ママ
ママ
そんなことはないわよ〜
ママ
ママ
でもね、大人になると、だいたい化粧はできるようになってくるの
そうしてメイク道具を片していく
ママ
ママ
可愛い格好して、四季くんを喜ばせて来てあげなきゃね。
私は、ほんとうにありがとう、と伝えて帰る時間と行く場所を伝えたの
結亜
結亜
本当に、ほんっとうにありがとう!
ママ!!
そういってママに抱きついてしまう
ママ
ママ
いいのよ。いつでも頼ってね
私は、ママがママで本当によかったと、改めて思ったんだ
そうして、とうとう時間がもうすぐの状況になったんだ
初めてのデートだから。私と四季くんのわがままで、変装デートは嫌だ。
だから、2人で人が少ない、公園でピクニックデートをすることになったんだよ!
結亜
結亜
すぅーー
結亜
結亜
はぁーーーー
緊張が凄いから、とりあえず深呼吸をして、待ち合わせまでの場所に移動する
せっかくのデートということで、家が近いけれど、別の場所で決めた時間までに待ち合わせするって決めたんだ
結亜
結亜
(まだまだ15分もあるけど、もう着いちゃうのな)
そうして、待ち合わせ場所に来ると、なんともう四季くんが立っていたんだ
結亜
結亜
ええ!?四季くん!?
四季
四季
あ!結亜ちゃん!
四季くんが走り出しそうになったので私が急いで四季くんの元へ行く
結亜
結亜
まだ15分もあるのに、
四季くんの事だ。私が早く家を出ることも想定済みだったのかな?
結亜
結亜
待たせてごめんね
四季
四季
いやいや、全然待ってないよ。
四季
四季
それに……
四季くんが、また私を愛おしそうに私を見て
四季
四季
可愛い彼女がどんな格好するんだろうとか、待っていた時でも、待っているからこその楽しさがあるんだよ
結亜
結亜
えっ!
まだ恋愛初心者だから、彼氏に彼女と言われたら反応してしまう
オドオドしていると、
ポンッと私の頭に手を乗っけて優しく撫でてくれたんだ
四季
四季
今日も。一段と可愛いよ。結亜ちゃん。凄く好き
こんなに、幸せでもいいのかと、逆に心配になってしまう
こんなにも大好きな人に、可愛いと言われて。好きと 言われて、バチが当たんないだろうか?
四季
四季
今日は、いっぱい楽しもうね!
結亜
結亜
うん!!
私は元気いっぱいで返事をしたんだ
着いた公園は、とても静かで、自然の森と、小鳥がピピピと空を自由に飛んでいて、気持ちが軽くなってくる
晴れて恋人になった私たち。こんなにも嬉しいことって、ない
すこし歩いたら
四季
四季
それじゃあ、ここにする?
と、四季くんは、日陰だけど、日のこぼれもある神秘的に感じた場所を指さした
結亜
結亜
うん!!ここがいい!!
四季くんが、じゃあ、決まりだねと優しく微笑んで、
私と四季くんでレジャーシートを引いてくれた
早速お昼の時間だ!
結亜
結亜
あの、ほんとに良かったの?
四季
四季
ん?なにが?
結亜
結亜
お昼ご飯。一緒に作った方が、大変じゃなかったのに
四季くんが、どうしてもと、私を昼食作りをやらせてくれなかった
四季
四季
ほんとによかったんだよ
四季
四季
それに、
四季
四季
彼女のために、なにかしたいって思って、やった事だし
そう言ってウィンクした四季くんにまたきゅんっと、惚れ直してしまう
結亜
結亜
私の彼氏は、かっこいいなー
四季
四季
 ふふっ、可愛い
二人でワイワイして、四季くんの作ってくれた、サンドイッチを食べ始める
四季
四季
おしぼり、ここにあるからね
結亜
結亜
あ、うん!
結亜
結亜
水筒はここにあるよ!
結亜
結亜
私はハーブティー!
四季
四季
ぼくはレモンティーを持ってきたよ
結亜
結亜
わあい!!
もらったレモンティーを口に含む
結亜
結亜
わ!はちみつ入ってる!
四季
四季
結亜ちゃん、前にはちみつ入りが好きって言ってたから
結亜
結亜
うーん!美味しすぎるよ!!
大好き〜〜!!!
思わず、本音がポロポロと出てきてしまう
四季
四季
もう、恥ずかしいよ
結亜
結亜
ハーブティーものむ?
四季
四季
うん。飲みたい
と、お互い飲み物を交換してみたり
二人で最近ハマっている音楽を聞いてみたり
色々、恋人同士でしか出来ないようなことをいっぱい楽しんだんだ
そして、いつの間にか1時間が立とうとしていた
結亜
結亜
あ!四季くん!
四季
四季
ん?
結亜
結亜
その、私、秘密で作ってきたものあるんだ!
四季
四季
え、なになに?
私はトートバッグを手にして、中身を取り出す
結亜
結亜
じゃーーん!!
四季
四季
これは、
四季
四季
チーズケーキ?
結亜
結亜
うん!
四季
四季
すごい!
四季
四季
ひとりで?
結亜
結亜
ほら!サンドイッチ作ってくれたから、
結亜
結亜
やっぱり、私もなにか作りたいなって!
四季
四季
え、良かったのに、でも、
四季
四季
嬉しいよっ
嬉しくて、幸せ過ぎてはにかんでしまう
結亜
結亜
結構量があったでしょ?
結亜
結亜
家に帰ってからでも
四季
四季
いま、食べたいっ!
結亜
結亜
うん、!じゃあ、たべよ、ってわ!
四季
四季
どうしたの?
結亜
結亜
取り分けるための包丁わすれた!!
なんで作った本人が、取り分けること忘れてるのかなっ!!と、自分で叱ってしまう
ほんとに、ドジったなぁ
四季
四季
それじゃあ、
四季くんらしくない。少し悪い顔になって、それが似合わない
でも、それも可愛い。
四季
四季
二人で、フォークで食べる、とかは?
四季くんらしくない。
けど、私と二人の時の少し悪い四季くんなら、
言いそう
それが少しおかしくなっちゃって、すこし笑ってしまった
結亜
結亜
そうしよっか!!
少し意地汚いかもだけど。仕方ないからね
私のせいだけど!
四季
四季
わあ、美味しそう!!
結亜
結亜
私、何気なにホール丸ごとで食べてみたかったんだよね〜
四季
四季
それ、前にも言ってたね
確かに!とお互い他愛のない話をしながら、パクリとケーキを口に運ぶ
四季
四季
!!
四季
四季
美味しい。すごく美味しいよ!結亜ちゃん
結亜
結亜
ふふ、そう言ってくれて嬉しいなっ
嬉しくてすこし照れてしまった
でも、私も食べて見れば案外悪くない。と、思う
四季
四季
料理も上手なのに、モデルもやっていて、優しくて、可愛くて
四季
四季
幸せだな、ぼく
独り言だろうけど、ちゃんと聞こえているから
嬉しいけど、でも恥ずかしすぎてしまう
結亜
結亜
わ、私こそ、幸せ者だよ!!
四季
四季
っ、え
結亜
結亜
私よりも、四季くんお料理上手でしょ!?
結亜
結亜
お勉強もできるし、
結亜
結亜
演技も出来るし!
結亜
結亜
かっこいいし、!優しいし!!
結亜
結亜
わ、私なんかよりも!!
四季
四季
……ぼくのこと、そんなふうに思ってくれてたんだね
四季
四季
本当に、嬉しい。ありがとう
結亜
結亜
(ぼ、暴走しすぎてしまったー!!)
自分で言った言葉が恥ずかしくて、恥ずかしくて
バン!という効果音がつきそうな勢いで顔が赤くなってしまうのがわかる
四季
四季
でも、ぼくは、結亜ちゃんが1等好きなんだ
結亜
結亜
へ、っ、!?
分かってはいるけど、いざ言われると恥ずかしくなってしまう
四季
四季
だから、結亜ちゃんなんかって、結亜ちゃんでも、言わないで。
真剣な顔で私の顔を覗き込んだ
結亜
結亜
は、はいっ
真剣すぎるその綺麗な顔を、しかも四季くんに見つめられたら心臓が止まりそうだ
四季
四季
よし。それならいいよ
そうして、再び美味しいと言ってくれながらケーキを食べてくれる
私もパクパクと四季くんに習って食べ始める
自分は、好きになれそうにないけれど
四季くんのあの真剣で、少し強引みたいな所は、好きになってしまいそうになって
ずっとドキドキしているんだ
今、私たちは帰りの電車に乗っている
すごく田舎だから、ガラガラなので、私と四季くんは座って話をしていた
四季
四季
とっても楽しかったね
結亜
結亜
う、うん!
ドキドキ、ドキドキしている
結亜
結亜
(そういえば)
綾香
綾香
''手は握ってないの?''
結亜
結亜
絢香ちゃんにデート前にそう言われたのを思い出してしまった
四季
四季
ん?
四季
四季
結亜ちゃん。顔赤いよ?どうしたの?
結亜
結亜
え!?な、なんでもないよ!
私はニコリと笑いかけたの。

だけど
綾香
綾香
''えー?結亜と四季くんならもうキスとかしてもおかしくないとか思ってたけど''
結亜
結亜
(きっ!!ききききき!!!!)
クラりとしてきた
四季
四季
!?ゆ、結亜ちゃん!?
四季
四季
疲れちゃったのかな?
四季
四季
遊びすぎちゃったよね、モデルのお仕事もあったから、
結亜
結亜
い、いや。違くって
でも、流石に絢香ちゃんと四季くんのこと相談して、そのことを思い出して恥ずかしくなったなんて、とてもじゃないけど言えない!!!
四季
四季
??
結亜
結亜
そ、その
でも、今思い出したのは、その希望があるからで
き、キスは流石に今の私は無理だけど
手は繋ぎたい
結亜
結亜
(ど、どう言おう)
手を繋ぎたいって、直接言えないよ
モタモタしていると
四季
四季
………っ
四季
四季
し、心配のし過ぎだったよね、ごめん
と、真っ直ぐと座り直した
さっきは挙動不審で、反省をしていると
四季
四季
……
結亜
結亜
(……っ、え?)
四季くんの手先が私の指に触れてしまった
というか、触れられて、る?
結亜
結亜
ご、ごめんね!間違えて触れちゃった
私が膝に手を置こうとした時
四季
四季
……繋ぎたい
結亜
結亜
っ、え、?
ボソッと、繋ぎたいと言われてドキッとしてしまった
四季
四季
……手を繋いぎたい
四季
四季
……いいかな、?
今まで憧れの王子様で、キラキラの笑顔の四季くんらしくなくて
年相応の、少し照れている男の子が、目の前にいる
あまりにもレアな四季くんに、またドキドキ
結亜
結亜
…………うん
私は、私たちは初めて恋人同士として、手を繋いたんだ
いつの間には、指は絡めあって、最初はお互いに手をぎゅっと握っていたのに
恋人繋ぎになっていた
おまけ
いま、私は四季くんこのデートがおわって、自室にいるの
結亜
結亜
はあ〜、四季くん、大好きだなぁ
楽しすぎて余韻に浸っていたの
ママ
ママ
ふふっ
ママ
ママ
楽しそうでよかった
結亜
結亜
ま、、ま
いつの間にか後ろにママがいて、かああっと微笑んどころか、顔全体が熱くなる
結亜
結亜
い、いつから居たの??
ママ
ママ
結亜の独り言から
ママ
ママ
あ、でも、ちゃんとノックしたのよ?返事がないから
私は、この後苦しい言い訳をしてしまいました
結亜
結亜
(絢香ちゃんにも問い詰められたしーー!!!)

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