ここには私たちに優しくしてくれる人はいなかったが、最低限の食事は給料を払ってくれていたので十分食べれた、
不満は無かった。
何より、ローレンがいた。
ローレンとは最初はあまり仲が良くなかったが、2人で過ごす時間が多かったので自然と話すようになっていた。
汚れ仕事はほぼ私がやった。
ある日、ローレンは私に夢を話してくれた。
ローレン「俺、大人になったらこんな世界から抜け出して、正義の警察官になるんだ!で、ここにいる奴ら、全員捕まえてやる!そして、愛と一緒に幸せに暮らす!」
そんな彼には殺すことを躊躇する人になって欲しかった。
人を殺してしまったら、警察官になることを諦めてしまいそうだったし、人を殺したことがある私がやる方がいいと思ったから。
ローレンは私が汚れ仕事をやる度に心配してくれた
ローレン「ごめん、俺がもっと強ければ愛にこんなことさせなくて済むのに……」
愛「大丈夫。心配してくれてありがとう。」
彼には一生人を殺させない。そう決めていた。
だが…………そんな時、事件は起こった。
私は女だ。
だから、当然、成長する度に胸がふくらんでくる。
しかも、母に顔立ちが似てきた。
そう、美人になっていったのだ。
卑猥な目で見られつつあることを知っていた。
ある時、寝ている時に襲ってきた。
いつも通りローレンと一緒に寝ていたら、急に銃声が聞こえた。
鳴宮「!?ローレン!!??」
起きたら、そこには震えながら銃を握っているローレンと、
血を流して倒れている男がいた。
そして、自分の服が脱がされかけていた。
ローレン「愛、、ここから逃げるぞ!」
銃声を聞いて、他の人も駆けつけてきた。
鳴宮「ローレン?」
ローレン「愛!抜け出そう!こんなところ!」
鳴宮「……うん!」
そう言って私は倒れている男から銃を取り、アジトを崩壊させた。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。