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第2話

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2023/12/07 21:00 更新
渡辺家は歴史ある名家で異能力者の家系だ。
俺はそこの長男として生まれた。
父親と母親は政略結婚だった。
その特殊な血を少しでも濃く保つために組まれた縁談だった。
家の決定に逆らえなかった父は当時の愛人だった義母と別れて結婚を承諾したという。
そんな愛のない夫婦の間に生まれたのが俺と美世だ。
俺たちは初めは愛されていたらしい…
記憶は覚えていないけれど父親は優しく、母親は優しい目で俺たちをとても可愛がってくれたと聞いた。
しかし、この幸せはいつまでも続く訳でなく、
母親が死んだことで、父は義母と結婚した。義母は恋人だった父と仲を引き裂いた女である息子と娘_俺と美世を憎んだ。
だんだんと父は俺達には目を向けることがなくなった。なぜなら、義母との間に子供が出来たから。
異母弟である流星は俺よりもはるかに器量よしで容量もよい。
また、俺には無い見鬼の才まで持っている。
パシャッ
渡辺香耶
渡辺香耶
何よこれ!?
渡辺香耶
渡辺香耶
ぬる過ぎて逆に飲めないわ!?
渡辺美世
渡辺美世
申し訳ございません…
渡辺流星
渡辺流星
あ、お兄様もお茶を入れ替えてきてくだしゃる?
渡辺翔太
渡辺翔太
…分かりました
渡辺流星
渡辺流星
お茶も満足に入れれないなんて恥ずかしいなww
義母
義母
ほんとにねえww
渡辺父
渡辺父
……
渡辺翔太
渡辺翔太
(もう何十年もこの調子だ)
俺と美世は今年で19になった。
良家の娘、息子ならば結婚して当然の年齢だ。

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