私のお兄ちゃんは山田涼介。こう言って驚かない人はいない。まあ言う人いないけど

今日も優しいお兄ちゃん。お仕事が忙しいのに毎日21:00までには帰ってきて8:00まで家にいてくれる。ドラマの撮影の時もいつでも同じ。
不登校だからって無駄に甘やかしすぎないでちゃんと学校と同じ時間に起こしてくれて放課後の時間まで勉強させてくれる。しないと机に置いてあるカメラからお兄ちゃんに通知が行くのだ。

いつもの笑顔で聞いてくる

やっぱり優しい

そんなお兄ちゃんだからずっと大好きなんだ

朝ごはんはお兄ちゃんが作ってくれる。今日はお味噌汁とご飯とサラダだ。

そう言ってまたあの笑顔。ほんとにかっこいいよ、、

いきなり改まって言うからドキッとする。もう家を出てくとか、、呆れたとか、、？嫌われたのかな、、そんなことばっかりネガティブに考えてしまう

不貞腐れちゃったから泣き真似をしてみるとあのキュルキュルした目でこっちを見て笑ってくれる。よかった、、
でも、お兄ちゃんいないならできるよね、

いつもの笑顔で見送ってから洗い物を始める。学校が始まる時間までに終わらせなきゃ行けないから少し急がなくちゃ、、

この暑い日には洗い物は少しだけ好きになれる。洗い物が終わったら次は洗濯をほさなきゃ

いつもお兄ちゃんが起きたら洗濯機を回すから終わったらベランダに干さなきゃ行けない。

朝からずっとクラクラと目眩がしてたが酷くなってきた

なんということか今日に限って薬を切らしていた。処方箋だから市販の薬を下手に使えない。どうしよう、、

かかりつけの病院ならこの時間はやってるし薬っていうだけで貰って帰れる。しょうがない、、

そうやってメッセージを送って着替える。

いくら暑くても私にはリスカの跡があるから半袖は着れない。半袖の上から長袖の薄いカーディガンを着る。今日はうさちゃんの可愛いワンピースだ

家を出ようとしたらメッセージの通知が来た。

ありがとう。声に出して言ってみるとお兄ちゃんまで届いた気がする。

少しの眩暈を感じながら蝉の鳴く外に私は飛び出した

初めまして。作者です。
第1話読んで頂きありがとうございます（ ;  ; ）
これから自分のペースで更新していこうと思うので末永くよろしくお願いします。

また、Hey! Say! JUMP様に特別詳しい訳では無いので違和感あったらすみません（ ;  ; ）
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