ある日の任務に、虎杖、釘崎、伏黒の3人で向かった。
呪霊は祓えたのだが術式を食らった虎杖に······というより、虎杖の中の宿儺に影響が出た。
急いで高専に帰るが、帰る道中術式が発動。
宿儺は虎杖の中から出てくるという形で分離してしまった。
話だけを聞くとやばい状況なのだが、虎杖から出てきた宿儺の様子は変であった。
虎杖に受肉している姿ではなく、腕が4本。
お腹に口がもう一つあり、顔の半分が板の様な物で覆われている幼い子供の姿だった。
そう。生前の姿だ。
何故か幼い頃のようだが······。
中身はそのままらしいが······。
五条先生が悩みに悩んでいる時、その部屋にもう1人の俺らの同期が入ってきた。
彼女の名前は、あなたの名字あなた。
反転術式の使い手で、俺らとは違い家入先生の元で怪我人の治療に回っている同級生だ。
俺達が編入する前から伏黒と同級生らしい彼女は、
少し抜けているところがあるのだが、それがまた俺らの癒しだったりする。
だが、今回は”ソレ”が俺らを困惑させる形になる。
五条先生が慌ててその子供が俺から出てきた両面宿儺であり、その幼少期だと伝えようとしていたんだけど、それよりも先に彼女は、予想外の反応をしたのだ。
と宿儺のそばにより、目線を合わせて話しかけ始めたのだ。
固まる俺ら4人、可愛いと言われた宿儺本人までもが目を丸くして口をポカンと開けていた。


















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。